この春に読んだ小説 | 茶道の周辺あれこれを 横浜

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最近読んだ小説です。

図書館で文庫本を借りて読んでいます。

 

LIVE 

警察庁特捜地域潜入班 鳴瀧清花 内藤了

角川ホラー文庫

 

本当にホラーでした。怖かったわ~。

 

猫鳴り 沼田まほかる 双葉文庫

 

平たく言えば猫の一生というか、

その周囲の人間模様です。

大河ドラマを観たような読後感です。

 

 

跳ぶ男 青山文平 文春文庫

 

こういう小説が読みたかったのです。

江戸後期、貧しい小藩の起死回生策。

しつこいほど繰り返される能の解釈も、

能の演者としての自問自答も、

16歳の藩主の諦観も素晴らしかった。

茶道の覚悟と通じる面があり、

能に明るくない私でも楽しめる小説でした。

 

ほかならぬ人へ 白石一文 祥伝社文庫

 

上記↑のぶ男

二度読みしている途中に読みました。

直木賞受賞作でしたが、

あまり印象に残りませんでした。

 

白樫の樹の下で 青山文平 文春文庫

 

江戸っ子の洒落が分からないというか、

江戸の庶民生活を描いた小説は苦手なのです。


青山文平著で松本清張賞受賞

という事でしたから、読んでみました。

時代小説なのに、確かに松本清張でした。