あっという間の3日間

5/30 火曜日

老夫婦は早起きです

ホテルの朝ごはんゆっくり食べて

ゆるゆる荷造りしても、まだ8:30

 

今から出かけても、まだどこも開いてないなぁ

とりあえず散歩しよかと、ブラブラ運河まで歩いていく

やっぱりどこも開いてない

運河クルーズも10時から


夫が人力車乗る?て聞いて来た

夫の目線の先に一台の人力車が止まってた

お兄さんが客引きしてる

乗ってもええけど、高いんちゃう?

とりあえず値段聞いてみよ


お兄さんが大喜びで説明してくれる

15分から15分毎の値段設定

30分で2人で一万円だって

ちょっと高いなぁと思ったけど

夫はすっかり乗る気になってる


ということで、初人力車

乗る前にお兄さんが運河をバックに写真を撮ってくれた


写真、上手やん


この人力車体験、思った以上に面白かった

小樽に運河がある理由

むかしは函館に次ぐ大都市で、大いに栄えた理由

政府が運河を全て埋め立てると言ってきたのを阻止できた理由

そんなこんなを説明しながら

坂道を登ったり降りたり

汗いっぱいかいて・・


えらいねぇ、よう勉強してるね

写真も上手

要所要所で写真を撮ってくれる




今年で小樽に運河ができて100年だって

最初は鰊がたくさん取れてものすごく栄えたらしい

鰊御殿なんていうのがあるものね

その話は聞いたことある


運河に船を浮かべて、工場や倉庫から直接船に積み込む事ができたのと

札幌小樽間に鉄道が敷かれたので

とにかく流通が良かったのが栄えた原因とか


そういえば、廃線になった線路がありました


防火壁も兼ねたウダツを備えた旧家が歴史的建造物として保存されてるだけでなく

実際に今も使われているとか



説明聞かないと知らないまま終わることをたくさん教えてくれました


30分という短い時間の契約だったけど

結局40分ほどまわってくれました

楽しかったわ




ありがとね


お土産屋さんが並んでるところまで乗せてもらってお別れしました

春と秋には京都にも車引きに行くんだって

また京都で会うかもね


俥夫のお兄さんと別れて

お土産屋さんの並ぶ道をブラブラ歩く

ガラス屋さん多い


北一硝子もたくさんある

一番クラシックなお店

北一ホールとショップの間に線路跡?

自分用にピアスと

妹へのお土産イヤリングを購入

器類は見るだけ


ルタオ本店でお昼ご飯代わりのケーキセットを食べてゆっくりしてから

他のお店もまわって、お土産にいくつかスイーツを購入


また芸術村の方に戻って

ステンドグラス美術館に入りました




約100年前、イギリスでは教会離れが進んで

取り壊される教会がたくさんあって

そういうところから買って小樽に持ってきたらしい

小樽が儲かってた頃なんですかね

100年前ぐらいなので、比較的新しいですね


ステンドグラス製作の工程やってたけど

ものすごく時間がかかるんですね

これだけの大きな物作るのに何年かかったんでしょうね


芸術村には他にも西洋美術館や

似鳥美術館(お値段以上のニトリさんの美術館)などがあるけど

時間的に厳しくなったので、美術館はここだけ


ホテルに戻り荷物を受け取りました

小樽ではオーセントホテルに宿泊

落ち着いた、いいホテルでした

入らなかったけど大浴場もあります





小樽駅からまた空港行きの快速に乗り

空港でまた珍味やらお菓子を買って帰途につきました


たった3日の旅行だったけど、楽しかった

北海道の人って喋り方が優しくて

静かで落ち着いてる感じがする

街も静かだし

自転車走ってなくて

歩くのに楽


大阪がやかましすぎるのかなぁ

自転車がぶっ飛ばしてくるので歩きにくいしね


やっぱり土地が広いんよね

大阪は一部を除いて、道も狭いし

何より人も車も自転車も多すぎるんやなぁ


今回の旅行、出会った人も場所も素敵でした