18冊目は、山本文緒の『眠れるラプンツェル』を読みました。
子どもがいない専業主婦が主人公のお話です。
私にとって専業主婦は身近なものです。
母がそうでしたし、何人かの友だちは専業主婦をしています。
結婚と同時、または子どもができ仕事から離れています。
私の周りにいる(とは言っても、私はヨーロッパにいるので、物理的には遠いですが…)専業主婦は、誰も働きたいとは言っていません。
お金に困っていないからかもしれません。
旦那様が稼いでくるお金で生活できるということです。
自ら望んだのか、旦那様が望んだのかは定かではありませんが…いつか聞いてみよう。
ちょっと興味があります。
この主人公は、毎月旦那様が15万円を口座に振り込んでくれます。
光熱費などは含まれていないようで、自由に使えるお小遣いのような感じです。
食費は含まれていますが、旦那様はほとんど家には帰って来ません(事務所に寝泊まりしています)。
この金額が高いか安いかは、人それぞれの感じかたや時代によっても違うとは思いますが…。
主人公は、自分の時間、自分の人生を楽しんでいます。
でも…普通では起こらないこと(私がそう思ているだけですが)が起き、急に人生が動いていきます。
自分の思うようにいかなくてイライラしたり、泣いたりしながら意外な結末へと続いていきます。
簡単なサンドイッチを作って、王様の家の近くの噴水まで行きました。
ベンチに座って、ランチして読書して。
青空の下、ぽかぽか陽気の中、読み終えました。
毎年、この花壇を楽しみにしています。
この様に手入れされた花がセンターにはあふれています。
毎年、チューリップの色が違います。
今年は、クリーム色とワイン色。
かわいい。
さぁ、おうちに帰ります。
仕事に戻らなきゃ。
いい気分転換になりました。