モノづくり日本の終焉か?

 


 


 

今日(5/15)の日経新聞1面からです。

 

 シャープ、液晶生産撤退

 テレビ用 前期最終1,4990億円赤字

 

なんと凄い数字で、驚いてしまいますが、

最近ではソフトバンクが3年連続赤字

昨年度決算は2,276億円赤字、これまたすごい数字で、

金額が良く分からなくなっています(汗)。

 

それはさておき、国内のディスプレイ事業は軒並み赤字

収益JDI(ジャパンディスプレイ)は10期連続の赤字

これで何故潰れないのかが不思議ですが、

業績が上向きになる可能性は無いに等しい?

 

思い起こすに、半導体もダメで、

太陽光発電もダメで、中国、韓国、台湾に

競争で負け続けた日本の最後の砦、

鴻海工業に買われたことで生き残っていたシャープも

ついに看板の液晶ビジネスから降りることになり、

日本のモノづくりお家芸は完全消滅することに、

何故これほどまでも日本は体たらくになったのか?

 

小生が現役のエンジニアだった頃、

半導体の世界一はNECDRAMでの最先端は東芝、

1990年は半導体の世界トップ10に国内メーカーが5

そんな時代が今からすると想像すらできない?

 

RAPIDUSが国の肝いりでやっていますが、

おそらく? 国が関わると事業はうまくいかないことが多く

コケる可能は大だと思います(笑)。

でも、ここに多くの税金が投入されている事には

凄く疑問を感じています。捨て金じゃないのか?

 

じり貧の日本に復活の時は来るのか?

それが遠のくシャープの液晶事業の撤退は、

なんとも気分が下がった印象ですね!