仕事に対するモチベーションの起源 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

仕事に対するモチベーションの起源

 



 

6月のキャリコン技能士試験に向けて勉強中、

昔やっていたキャリア理論に加えて、

技能士試験過去問題から、今まであまりなじみが無かった

いくつかの理論を読みこんでいます。

 

そこで出てきたのが

職務特性モデル

 (Job Characteristics Model

これはなかなか的を得ているように思いましたので

自身の勉強を兼ねてご紹介したいと思います。

 

この理論、簡単にまとめると

面白い仕事に関わることでモチベーションが上がり

活き活きと働けると言うことを示唆しています。

 

モチベーション向上には

5つの要素があるとされます。

自分の今の境地を絡めてみると、

結構当たっているように思いました(笑)。

 

.技能多様性(Skill variety):

単純な仕事ではなく、複数のスキルを生かせること。
企画立案などの創造的な技能が必要とされる、
仕事に携わる人はモチベーションが高いとされます。

 → 【今の自分】かつては、盛り込まれていたこの視点ですが、

    現在は全くないですね。超単純業務です。

 

2.タスク完結性(Task identity

工程の初めから終わりまでの業務全般に対して関われること。

部分的なかかわりでは、自分の仕事に対する立ち位置が

見えにくいので価値を見いだすことは難しい。

→ 【今の自分】管理職業務はこの視点が強い、

   現在は全くないですね。超部分的な切り出し業務に従事中。

 

3.タスク重要性(Task significance

自身が関わっている仕事を「重要」と思えるか、

これで仕事へのプライドが持てるに繋がるように思います。

→ 【今の自分】補助業務には重要性が無くはありませんが、

   シニア向け業務の特徴として、ほぼ責任なしです。

 

4.自律性(Autonomy

裁量度が高く、自身のやり方が認められる部分がある、

それによって自律的に仕事を進められること。

いわゆる裁量権がある仕事と言えます。

→ 【今の自分】細かく指示をされ、業務における裁量権は無し。

   指示が細かすぎてやる気が減退する今日この頃です。

 

5.フィードバック(Feedback

自分の仕事について第三者、職場では上司からの反応や

評価されることを意味します。自分の仕事への関わりが

実感できる、可視化できることでモチベーションが上がります。

→ 【今の自分】補助業務に評価はありません。面談なし。

   ただ単に時間を費やすことが求められます。

誉め言葉も、言葉かけも当然ありません。

 

現在の仕事(アラカン補助業務)に対しての感想、

やる気が出ないのは当たり前であることに

職務特性モデルの視点から確認できました。

年齢一律で仕事を振られてしまうと、

基本は最低限に合わせた業務配分になることが多いようです。

 → 60歳を過ぎると楽な業務が良いいよね?

   こう言った固定観念で同一視されている? かな?

 

これではなかなかやる気が出にくいですね(苦笑)?

でも、仕事がもらえるだけでもありがたい、

これがアラカンの現実と認識しています。