使ってはいけない語彙 『ご主人』
6月にあるキャリアコンサルタント技能試験
→ 国家資格になります!
受験することとして、昨日(4/9)申し込み、
ゆっくりと試験勉強を開始しました。
現在読みだしている対策本(キャリコン協議会編)
~過去問題を活用したロールプレイと解説~
この書籍の中に、驚くことが書かれていました。
ロールプレイの一場面で
クライエント
『夫も平日は忙しく、夫の母親も疲れると言っておりまして』
カウンセラー
『ご主人やご主人のお母さんに協力してもらえないんですね?』
この会話、NGだそうです。
理由はカウンセラーが『夫』を『ご主人』に置き換えており
この表現の中に配偶者とクライエントの間に主従関係が
あるように感じさせてしまう可能性がある、
リスクの存在を指摘しています。
今まで使っていた、既婚女性に対しての発言に
『旦那さんはお元気ですか?』
『ご主人はその後いかがですか?』
これらは今の世の中では使ってはいけない表現にあたります。
古い人間には、なかなか使い分けるのは難しいのですが、
『夫』に対して使うべき語彙は以下のように指導されています。
『パートナーさん』『配偶者さん』『夫さん』『ご家族』
違和感なく使えるのは『パートナーさん』でしょうか?
『夫さん』はちょっと使えない印象です(汗)。
いずれにせよ、本当に難しい世の中になったと言うか、
発言するのが恐ろしく感じてしまいます。
「悪意が無い」では済まされないことを
意識しなければなりませんね!