何故、少子化に歯止めがかからないのか? | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

何故、少子化に歯止めがかからないのか?

 



 

今日(2/28)の日経新聞からです。

 

出生数最少 75.8万人 昨年5.1%

 適齢期人口「2030年の壁」迫る

 

結婚適齢期の人口が急激に減少する

2030年の壁」を超えると、

出生数の反転は難しくなる? そうです!

 

出生数が50万人を割るのは2070年以降としていた予想が

このペース(▲3.6%)で減り続けると

2035年に前倒しされるそうです。

 

コロナの影響があったことは間違いないとは思いますが、

それだけでは説明がつかない水準での人口減、

何が問題なのでしょうか?

 

まずは、一番の問題、若い方々が家族を作って

子供のいる家庭のイメージを描けない?

簡単に言えば夢が無い、希望が無い、お金がない、

そんなところでしょうか?

 

経済が右肩上がりだった頃の1970年以降

2000年になる前くらいは、夢もあったし希望も持てた、

それが故に目指す生き方が個人の中にあったのだと思います。

 

アラカンの小生が考えても今の時代は息苦しく感じるし、

歳をとったこともありますが、なんだか楽しくない昨今

 → あれはダメ、これはパワハラ、それはカスハラ

みんなが委縮してしまいますね、なので

先々に楽しい未来を感じにくくなっているように思います。

 

また、サラリーマンが増えてしまうと、

3世代で家族が一緒に暮らすことは難しくなります。

転勤、それも共働きだとバラバラになるのは当然の結果、

子育ても当然難しくなるし、余分にお金がかかります。

老人の孤独死も増えています。

 

この結果のひとつの形が少子化なのではないでしょうか?

 

保育所を増やすことは悪いことではないし

補助金も無いよりあった方が良いのですが、

根本的な対策になっていないので、

早々にそこに目を向ける必要があるように思っています。

 

年寄の政治家が自分都合で何でも決めてしまう今の日本

未来のことを考えている政治家がいてくれればいいのですが、

それがどこまでできるのか? 

結果としての少子化問題の解消がそのバロメーターに

なって行くように思っています。