生活をかけてするには厳しい仕事 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

生活をかけてするには厳しい仕事

 

 

 

3年半ぶりのリアル会合となりました。

 → Zoom開催3月にありました。

JCDA山梨地区会が土曜日(7/8)に

甲府市役所の会議場を借りて行われました。

 

この日は復活再開の意味を込めて、

JCDAの創設者であり、現在の理事兼会長の

立野了嗣氏の特別講演があり、

とても活発な議論がありました。

JCDAの理念と、これからの進むべき道について

具体的な取り組みとして『キャリア・ドック』の

紹介がありました。

 → セルフ・キャリア・ドック とは違う!

 

こういった議論では必ず話題になると言うか、

誰かが必ず質問するいくつかの質問があります。

 

『キャリコンはどういったクライエントを対象に

  カウンセリングを行い、どういう役割を担うのか?』

 

→ これは小生がした質問にも近い論点です。

  JCDAでは『負の経験も成長のきっかけと考える』

と言った発想です。比較的軽度の不安感所持者が対象で、

  カウンセリングに臨床医学を取り入れる発想は少ないようで、

  残念ながら、現状の国家資格である養成講座では

  臨床医学に関する論点はほとんど盛り込まれていません。

 

→ 筑波大学の門をたたいた理由の一つは

  カウンセリング現場における臨床医学の必要性を

  強く感じたが故です。触れないわけにはいかない?

  うつ傾向のクライエントが来談した場合に、

知識が無ければまともな対応はできない?

 → それなりに最低限の知識は必要!

 

『これでキャリコンはお給金を頂けるのか?』

 

 → 心療内科医は投薬を含めた処置ができます。
精神科医も診断を投薬まで含めてできるのに対して、

   カウンセラーはどうか(比較論で考えてみる)、

面談に対して、クライエントは費用負担してくれるのか?

 

まだまだカウンセラーの立ち位置が弱いことは明白、

臨床心理士や公認心理士も弱い立ち位置にはなりますが、

カウンセラーはその下ともいえ、更に費用負担を求めにくい

立場にあると言うことで、この職業で食っていける方は

ほんの一握りだと思います(涙)。

 

であれば、キャリコンの資格に何か他の方とは異なる

違った価値を載せていく必要があります。

これができるかどうかで、仕事としてやっていける、

こういった発想がキャリコンと言うお仕事だと思います。

 → 意見はいろいろとあるとは思いますが、個人的所感

 

皆さん、真剣に議論されていたのが

とても好印象な3時間でした(喜)。

 → この後、懇親会に突入!