還暦を過ぎての老化抑制、
頭のトレーニング
60歳を過ぎての大学院生は結構楽しいです。
全てが楽しいわけではないのですが、
たいした仕事が無い(役割が無い)還暦後の職場と比較すると
こころの張りに繋がっているように思います。
まずは大変なところ、講義の課題が結構多いです。
ほぼすべての講義終了後にレポートが課されます。
その難易度はピンキリですが、グループ発表の課題は
ひとりではできない、クラスメートとの協業になるので、
発表のための打ち合わせの時間調整が大変で、
資料作成の分業など、かなりの時間を採られてしまいます。
おまけに世代が大きく異なるメンバー間の意識合わせは
想定以上に気を使います。頭も使います(汗)。
→ 学生の年齢差: 最大40歳(60歳 vs. 24歳)
それでも課題を終えることができると達成感があります。
手ごたえの無い還暦後の仕事では得られない充実感に繋がります。
→ 達成感、充実感は還暦を過ぎるとなかなか遭遇できない?
仕事だけだったら,きっとぼけていたのでは?
楽しみな時間は講義終了後、土曜日の講義終了が早くて16:30、
遅い場合は19:35ですので、よっぽどの用事がない限り
クラスメートと茗荷谷駅前の飲み屋で一献やっています。
→ 平日の講義終了は21:00を回るので避けています。
いつもの飲み屋で焼酎をボトルキープしてちびちびと、
2千円~3千円の予算で楽しんでいます。
金額がそれほどでもないので、年齢や性別を気にせず割り勘です。
→ みんな平等という意味を込めて!
土曜日の講義は討議形式の場合もあるので、
講義終了後の飲み会ではその続きで盛り上がります。
クラスメートは学ぶことにアグレッシブな人が多く、
深い洞察力で議論も結構白熱します。
年齢層が広きに渡る男女での飲み会ですが、
セクハラやパワハラに気を遣う職場では味わうことができない
肩書を気にせずやれる時間はとても気持ちいいです。
こういった議論は、頭の活性化には結構良いようで、
仕事以外のコミュニティーであることにも意味があり、
ボケ防止に繋がっていると思います。
本日の結論、60歳を過ぎての老化抑制に
大学院での学びの場は有効ではないか? でした。