レジ袋有料化の狙いは? | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

レジ袋有料化の狙い,環境問題への啓蒙と捉えるべき!


 

今日(7/1)の日経新聞からです.

 

レジ袋有料化開始 

  コンビニ:3~5円,一部外食は無料

 

環境問題に配慮した取り組みですが,正直言って,

山梨県では3年以上前からスーパーでのレジ袋は有料になっています.

東京に来た3月にレジ袋を配られている実態には驚きました.

東京では環境対策が非常に遅れている印象です.

 → ようやく東京でも始まった,そんな印象です.遅いよ!

 

あちらこちらで言われていますが,

プラゴミにおけるレジ袋の割合はたったの2%でしかなく,

レジ袋の有料化自体は抜本的な対策にならないことは周知です.

でも,啓蒙の視点からはとても有効な施策だと思っています.

 → おカネを払ってごみを増やすことには抵抗感がある人が多いはず,

   この発想は他のプラゴミ削減意識にも波及すると考えるからです.

 

山梨県の実態で言うと,多くの自治体が家庭用ごみ袋を有料化しています.

例えば甲府市であれば,甲府市指定のごみ袋でないとゴミ回収してくれません.

そうなると自宅でのごみを減らそうと思うのが普通です.

甲府の我が家では生ごみは一切出していませんでした.

 → 生ごみイーター生成器を購入,家庭用栽培に肥料化していました.

   実はこの取り組みは2004年から継続していました.

   残念ながら東京では断念,家庭菜園ができないことと,

   生ごみイーター処理では臭いが出るのでご近所迷惑になると考え,

   装置は山梨に置いてきたからです.なので,東京生活ではごみが大幅増です.

 

   更に甲府市では,プラスチックゴミは分別することで資源化されています.

毎週土曜日,燃料資源として再回収されています(2019年から)

収集運搬費は甲府市が負担してくれます.

 

コロナ禍で家庭ごみが増えており,プラゴミも増えているそうです.

こんな時だから,法律の縛りを起点としてでもゴミを減らし,

我々の子孫にきれいな地球を残してあげたい,そう強く思うのです!

 → みんなで協力して,ゴミを減らしていきましょう!

 

プラゴミの分別再資源化,

東京(人口の1/10以上の居住地として)の次のステップはここですね!

でも,収集・運搬コストは莫大で,プラゴミの資源化だけでは元が取れない,

これをどう解決していくか,ゴミ問題は一元的な対処ではクリアできない

人類に課された大きな問題でもありますね!