景気に不透明感,就活に影響? | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

景気に不透明感,就活に影響?

 

昨日(10/16)の日経新聞,出張中につき,

1日遅れましたが,先日の娘の父母懇談会で出てきた,

就活最前線の話が日経紙面でも述べられていました.

 

 大卒内定9年ぶり減

  来春,日経本社調査 銀行・証券2桁減

   → 景気に不透明感

 

日経新聞調査,924社(1,035社対象)からの回答によると

20203月入社数が2019年度3月入社数に対して

0.5%減だったそうです.

 

減少の大きな要因は,銀行・証券の関わる金融関連企業の

極端な求人削減によるところです.

 

銀行: ▲11.1%

証券: ▲26.4%

 

三菱UFJ銀行: ▲44.7%

みずほ銀行: ▲21.4%

 

野村證券: ▲44.7%

大和証券: ▲29.4%

 

内定者全体で銀行と証券を除けば: 1.1%

ただ,製造業でも自動車・部品(▲5.5%),機械(▲3.9%),電機(▲1.3%

19業種中10業種でマイナスだそうです.

 

特に女子学生の就職動向が大きく影響する金融関連業種での

採用絞り込みはその影響が大きく,他の事業に流れること以外に

今まで大手ばかりに目が向いていた就職先が,

中堅企業に移りつつあることを予想します.

 

特に IT関連企業では超大手は限られるものの

伸び盛りの準大手が事業拡張の真っ最中で,

学生は大手ばかりに目が向くこれまでとは異なる

就活を実践しだしている感触です.

 → 大手に入っても一生安泰ではなく,であれば,

   より働きがいを求めた就職になる?

 

来年のオリンピック以降で景気がどう推移するかも

学生の就活に影響することは間違いないように思います.