大転職時代がやってくる!
昨日(6/17)の日経新聞社説
『経営の視点』 に面白い記事がありました.
人と会社の 『寿命』 逆転
帝国データバンクによると,
現時点での企業の平均年齢は37.16歳に留まり,
創業100年を超える会社は全体のわずか2%程度でしかないそうです.
古くからあった会社の多くは淘汰されており,
淘汰される理由は様々ですが,
事業として成り立たない時代の変化に
ついていけなかったが故の結果と言えるでしょう.
人生100年時代,大学を22歳で卒業して
65歳まで働くと43年間働く必要があります.
この期間はさらに伸びる傾向にあり,
企業の寿命よりも人の就労期間の方が長くなっていることは,
一つの会社で仕事人生を終えることは難しいことを
示す一つの指標と言えるでしょう.
人の寿命(就労期間) > 会社の寿命
いろいろな視点から考えてみても,
今から先の時代は『大転職時代』になっていくと思います.
とは言え,誰でも転職できるのではなく,
転職できる場合と転職できずに我慢する場合に,
必然的に分けられてしまうようです.
ただ,会社にしがみつくにしても,
その会社が無くなることも想定しておく必要があります.
いずれにせよ,長生きするのも考えものです.