辞めたくなかったんですけどね~
元NHKの看板アナウンサー,
現在フリーで活躍されている有働由美子さん,
彼女のコメントがLINEで出ていて(9/29),とても印象的でした.
『NHK辞めたくなかったんですけどね!』
本音トークが小職にど~んと響きました.
50歳になって,現場から離れるように言われて(管理職に),
『後輩に譲らなきゃいけないから,
今後は管理職で,勤務表つけたりとかになる.』
『それだったら民放に行ってもいいから,
もうちょっと現場でやりたいと思って,
ずいぶん悩んだんですけど,出ました.』
この仕事の変わり目,現場を離れて管理職になることは出世なのですが,
これを良しとしない人は結構いるように思います.
管理職業務は面白くない!
誰かがやらなければならないのが管理職業務,
管理職になって初めて給料が上がります.
何故か? それは責任が重くなり,現場や部下の責任を取ることで
それに見合った給料になるからです.
ただ,サラリーマンの責任なんて,自腹を切って債務保証することは
ほとんどの場合無いわけですから,自営業に比較すると,
結構安易に考えてしまう人が多いかもしれません.
実感として,給料の高さは仕事の面白さに反比例?
勿論,出世街道をひた走り,管理職から役員,社長になって
仕事が充実する人もいるでしょうけれど,
そんな人はごく一部でしかありません.
→ 東証一部上場企業の役員率は計算してみると 0.06%
10,000万人に6人でしかありません.
9,994人は転換期に悩む立ち位置にあるわけです.
時期が来ると自身の今後を考え,後輩の育成を考え,
会社の将来性を加味して,辞めたくなくても職場から身を引く
そんなことを決断しなければならないようです.
有働さんはそんな一人だったように思います.
英断された彼女には,エールを送りたいと思いますね!