医学部入試における女子の合格率
今日‘(8/27)の日経新聞 1面 からです.
医学部入試の合格率
女子,7割強で男子下回る → 2次試験の影響大きく
調査対象は81大学から男女比を分析できない4大学を除き,
→ 東京女子医大のような大学は調査できない.
76大学(既に情報のある東京医大を含めると77大学)
すべての大学が回答したそうです.
男子の合格率が女子を上回っていた大学数は57大学,
一番女性率が低かったのは東京医科大(0.34)
これに続くのが,山梨大学,コメントが出ています.
「男女間で恣意的な評価基準の差はつけていない.」
3番目に低い聖マリアンナ医大では,
「成績順で発表している.」
とは言え,ある医学部の元教授は,
「出産などで現場を離れることがある女性が多いと,
医局人事が回りにくくなる.」
女子の合格率を低く抑える必要性を指摘しているそうです.
この発言に対しては,コメントが難しいですね(汗).
本音であれば確かにそうかもしれない(医療現場は実に大変なので),
でも水面下での女性排他はやるべきではない?
理想的には,女性でも力を発揮できる職環境を作ることですが,
それにはやっぱり時間がかかるというか,
日本では欧米諸国に比較すると更に難しい...
医学部入試問題,どうあるべきかの本音と建前,
実に難しいところだと感じています.