医学部入試における女子の合格率 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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医学部入試における女子の合格率

今日‘(8/27)の日経新聞 1面 からです.

 医学部入試の合格率
  女子,7割強で男子下回る → 2次試験の影響大きく

調査対象は81大学から男女比を分析できない4大学を除き,
 → 東京女子医大のような大学は調査できない.
76大学(既に情報のある東京医大を含めると77大学)
すべての大学が回答したそうです.

男子の合格率が女子を上回っていた大学数は57大学,
一番女性率が低かったのは東京医科大(0.34)
これに続くのが,山梨大学,コメントが出ています.

 「男女間で恣意的な評価基準の差はつけていない.」

3番目に低い聖マリアンナ医大では,

 「成績順で発表している.」

とは言え,ある医学部の元教授は,

 「出産などで現場を離れることがある女性が多いと,
   医局人事が回りにくくなる.」

女子の合格率を低く抑える必要性を指摘しているそうです.
この発言に対しては,コメントが難しいですね(汗).
本音であれば確かにそうかもしれない(医療現場は実に大変なので),
でも水面下での女性排他はやるべきではない?

 理想的には,女性でも力を発揮できる職環境を作ることですが,
 それにはやっぱり時間がかかるというか,
 日本では欧米諸国に比較すると更に難しい...

医学部入試問題,どうあるべきかの本音と建前,
実に難しいところだと感じています.