名門 日大アメフト部でも分かる,組織崩壊の内情 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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名門 日大アメフト部でも分かる,組織崩壊の内情

今日(5/22)の山梨日日新聞からです.
注目を集める,日大アメフト部の危険タックルの問題,
焦点は,行為に対する『監督の指示があったか?』
に絞られている感があります.

 日大選手 きょう会見
  危険タックル 『監督の指示』 主張へ

正式見解は今日にでも出てくると思いますが,
危険行為の選手は,内田正人前家督とコーチの指示に従って,
悪質行為をやったと主張しています.

これに対して,内田前監督の

 『違反をしろと言っていない!』

  → では,どういった表現だったのか...

との苦しい弁明に,選手の主張との矛盾はさておき,
完全否定できていないことが真相そのものだと思えます.

加えて,選手が反則行為した直後に
注意もしないし監督とコーチ,
日大ベンチでは称えていたかのような反応,
全てがビデオにとられており,証拠がこれだけ揃ってしまうと
少々の言い訳で覆すことはできないように思います.
 → 言い訳できない現状だと言える!

組織が腐ると,そのトップが 
『自分は偉い!』かのような錯覚を起こし,
少々おかしなことをやっても,やりたい放題になります.
それに対して周りが何も言えなくなる?
そのおかしなことがどんどんおかしくなって,
今回の日大のような一線を越えたおかしなこと(時には犯罪)になります.

そのおかしな組織の中では,世間的にはおかしなことが,
おかしくないことになって,周りも洗脳される(忖度)?
そのおかしな事情に,組織外から批判を受けるまで気づかない....

上に立つ人は,そういった錯覚を起こさない人でなければなりませんが,
上に立つと馬鹿になる人が多いのはどこの組織でも同じです.

 高い役割を与えられていることは,その人が偉いわけではない!
  役割を実行することを任されているだけのこと.

特に長期政権になると,そのようなおかしくなる傾向は強くなり,
古くは信長や秀吉,家康はそれを見ていたので自粛した感があります.
最近で言うとセブン&アイの鈴木会長もそうだと言われており,
適度なタームで権限委譲することは,必要であるように思います.

今回の日大の危険タックル,監督の指示が無ければ
あれほどのことを選手自身の判断でやるとは思えない?

 『加害者が何故,あそこまで追い込まれたのか?』

組織腐敗の内情を,今回の件からも考察できると思います.

 会社であれ,大学であれ,官庁であれ,
  腐っていく時の内情は同じのようです....