プロが教える 『話し方講座』 話し方は訓練で変えられる! | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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プロが教える 『話し方講座』 話し方は訓練で変えられる!

今日(1/6)は,午前中に県立図書館主催,
UTY(テレビ山梨)の人気アナウンサー,
小田切いくみさんの 『話し方講座』 を受講してきました.

 当初30人枠でしたが,希望者が多く,45名に
 これが午前,午後に2回開催されました.

結論としては,こんな素晴らしい講座を無料で受けられて,
→ キャンセル待ちで,順番が回ってきた幸運!
今年は年初から非常についているというか,正直って,
娘に受けさせたかったですね! → 就活には極めて役立つ!
話し方は訓練次第で大きく変えられることを,
業界の人は当たり前と捉えておられる,薄々は知ってはいましたが,
これほど強烈に再認識させられるとは,驚きでした!

今日の講座をまとめたいと思います.
 → 就活を控えた娘へのアドバイスを兼ねて!

<伝えるための話し方の結論>

・話すよりも聞いてもらう.
・自分を主張しない.相手の立場に立って話す.
 → 常に相手が必要とする 『情報』 を伝える意識が大切.
・主役は 『あなた』 ではなく, 『情報』 である.


言葉は人柄を映す鏡,なぜなら,その言葉を使うのはあなた自身だから.

声のトーンを変えるだけで,聞き手の印象は変わるとありました.
いつもの声,高い声,低い声,これを話の流れで使い分けることはとても重要です.
話し方の速さ,遅さもこれに加わりますし,顔の表情,加えて服装もです.

ただ,自分らしい声の中でやる事,身の丈を超えると聞く側は
集中できないし,違和感を与えてしまう.

 服装に関して質問しました.彼女の服装,いつも素敵なので!
 フェーズごとに服装を変えることは予想した答えでしたが,
 今日のこの講座,イメージを参加人数や会場の雰囲気
 伝えたい今の気持ちで変えることを意識しているとのプロ意識,
 これは,さすがだと思いました.

1.良い声を出すためには 『腹式呼吸』 を習得すること.
 → 鼻から息を吸って,口から大きく呼吸をするように声を出す!
   大きく息をすることは,人前で話をする際の緊張緩和の効果もある.

   声は遠く飛ばすイメージで腹の底から出す.

2.活舌トレーニング
 → 母音の口を覚える. あいうえお の口の形を意識する.

人前で話をする際には高めの声が好印象,
この声の高さを使い分けると相手に伝わる話の印象が変わってくる.

 高い声 × ゆっくり  印象: おおらか
 高い声 × はやく   印象: 元気,明るい
 低い声 × ゆっくり  印象: 落ち着き,どっしり
 低い声 × ゆっくり  印象: 信頼感,クール

声のトーンを使い分けるのですが,更に  『抑揚』 『緩急』 を織り込む.
口角をあげる → 笑顔,相手に明るい印象を与える.


<トークのポイント>

・今日はこの人をターゲットに話をする,伝える標的を定める.
・話のテーマを決める.
 → 話に具体例を織り込むことが効果的,それも自分自身の感じたことを率直に!
   誰でも言える事,思いつくことは人の印象には残らない.

就活面接で,誰でもする体験を,自分だけの経験として表現できること!
これが人の印象に残る,面接試験を乗り越えるコツと捉えました.


<無くすことで印象が上がるポイント>

・『え~と』,『あの~』,『その~』,リズムをとる接頭語を無くした会話を心がける.
・文末のト~ンを上げない(子供っぽく聞こえるので).
・スピーチは原稿があるに越したことは無いが,文章を読まないよう心掛ける.
 → 言葉に踊らされない工夫が必要(原稿は箇条書きが良い).
 → 原稿で何が言いたいか,言いたい文節を意識して強弱をつける.

今日のこの講座での素晴らしさを
なかなか文字だけでは伝えにくいと思います.
受けてみないとわからないのが,こう言った話し方講座でもあります.
実際には,発声練習や早口言葉を使った活舌のトレーニングなど,
いろいろなことを教えていただき,1時間のはずが
実際には30分オーバー,それでもあっという間の時間でした.

 小田切いくみさん,素晴らしい講座をありがとうございました!