仕事に対する日本人の美学,今と昔 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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仕事に対する日本人の美学,今と昔

今月(2017/12)の日経新聞,私の履歴書
江夏豊氏の1970年代当時の話からです.

巨人との首位争いで体をボロボロにして投げていた
当時の苦労話が綴られています.

 肩,肘を痛め,心臓を病み,体はボロボロ.
 それでも337回3分の2を投げた.
 8完封を含む21勝17敗を挙げた.
 村山さんの恩に報いたい,とその一心だった.

休みたい,でも休めない,チームの為に....
これが日本人の仕事に対する美学だったように思っています.

 自己犠牲無くしては日本人としての
     組織での強さは無かったはず?

翻るに昨今,働き方改革が間違った方向に行っているように思います.
育児をしながら働く女性を支援するはず,もしくは男性も育児に加わる,
介護を抱える家庭を支援する,そんな中での休暇を取りやすくする.
これが本質だったはずなのに,有休をとる権利が先行している?


働く側が休みを取る側に気を使わなくてはならなくなっている?
それはちょっと違うんじゃないだろうかと思います.
その間違いの典型が プレミアムフライデー,
無くなりつつあるものの,これは超愚策ですよね!

 休むのであればご自由に,強制しないでほしい!

体をボロボロにして働いた時代の方が,
生き生きしていたと実感するのは,今の時代でいうと
時代の変化についていけていない?
そんな自分をどう考えるべきか,非常に悩むところです.