労基署は見ている。
(原 論 著 / 日経プレミアシリーズ新書)
いろいろな課題を提供している労働環境,
特に電通の高橋まつりさんの過労自殺事件で
表面的な言い訳や体裁だけで逃げ切ってきた多くの企業が
ついに逃げ切れなくなった昨今です.
平成12年のかつての電通でもあった過労死自殺
対策は打たれていたかもしれませんが,
実はその活動は表面的なモノだった?
多くの会社で労基署のガサ入れが入っていることを
身近なところからも体感していますが,
この労基署の内情をかつての労基署監査官が
暴露するまでには及ばないモノの
労基署とはどんな組織たるかを解説しています.
労働問題に関わる業務を担当している人は
一読しておいて損はないと思います.