大学付属校という選択 早慶MARCH関関同立 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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大学付属校という選択 早慶MARCH関関同立
(おおたとしまさ著 / 日経プレミアシリーズ新書 )

 大学入試改革の一つの方向性

大学への内部進学はいいこともあるので
それをめざす人もいるし,めざす必要のない人もいます.
こう言った考え方もあるという面から読めばいいと思います.
自身が接点のない大学が,そう言う側面もあるんだ...?
という(知らない)事を知る機会になるのは,
異文化を知る視点からも面白く感じます.

内部進学率の高さが学校全体としての
結束力の強さを示しているというか,
大学に対するブランドイメージの善し悪しに
繋がっているようにも思えました.
 → 嫌なら上に上がらないので....

附属高校からの充足率

 1.慶應義塾 22%(1,422 / 6,541人) 系列高校:5
 2.同志社  16%(1,058 / 6,528人) 系列高校:4
 3.早稲田  15%(1,424 / 9,345人) 系列高校:7
 4.中央   15%(872 / 5,878人) 系列高校:4
 5.立教   12%(563 / 4,687人) 系列高校:5
 6.法政   12%(908 / 7,774人) 系列高校:3
 7.明治   11%(800 / 7,321人) 系列高校:3
 8.立命館  11%(896 / 7,824人) 系列高校:4
 9.関西   10%(660 / 6,851人) 系列高校:3
 10.青山学院 7%(319 / 4,439人) 系列高校:2
 11.関西学院 5%(312 / 6,151人) 系列高校:2

慶應の組織としての結束力が他大学に比べると
頭一つ抜けていることをデータからも
本文の記載からも納得させられました.
 → 慶應に接点のない小生からは興味深い内容でした.

何故か? 学習院,上智,ICU等が入ってもいいのでは?
入っていないことは紙面の制約上かもしれませんが,
であれば,もう少し絞って特記するのも一手かもしれません?

 とは言え,
日本的な大学への考え方の一面を見られたように思えました.
 子供の進学を考えている方には参考になると思います.