東海道五十三次 49.土山宿
滋賀県にいる内に行きたい場所,家内の希望もあり
昨日(1/14),厳しい寒さの中,伝馬館に行ってきました.
→ 東海道五十三次の四十九番目の宿場町だった土山宿があった場所
土山宿:江戸から京に向かう最後の難所と言われていた八百八谷こと,
鈴鹿峠を越えた所にある四十九番目の宿場町です.
この付近は年間雨量が多いそうで,春雨に打たれながら続く大名行列が
続いている様子が描かれています.雨を直線で示す大胆な描写は広重特有
優れた表現力を再認識できます.
伝馬館:江戸後期建築の農家建物を改修して平成13年(2001年)にオープン.
特に興味深い展示は土山宿の全容を一目に知ることができる模型や盆景,
京人形100体で再現した大名行列,東海道五十三次の切り絵と共に
展示される各宿場の名物等があります.
http://www.tokaido.or.jp/tenmakan/top.html
http://tomozoaruku.blog89.fc2.com/blog-entry-789.html
行って驚いたのは,安藤広重の東海道五十三次を盆景で再現した
故 三上静雄さんの作品,これを入館料無しに見せて頂けること.
盆景:お盆の上に自然の情景を作り,中国や日本ではそれを鑑賞することを趣味と
している伝統芸術の一つ.自然の美を立体的に写実,表現しようとする
立体造形(今風に言えばジオラマ)です.
今回は 土山宿 を紹介しましたが,
今後,素晴らしい三上作品を順次紹介していきたいと思います.
宿場町巡り,時間があるときに行ってみたいと思います.