日本の就労問題,こんなところにも?
今日(1/10)の日経新聞からです.
精神科への長期入院 3.9万人減を目標
厚労省 20年までに
ちょっと驚きの数字がありました.
日本の精神科(一年以上の)入院患者数は
→ 国際的にもかなりの高水準
18万5千人 2014年
全国の医療機関で精神科に入院している患者全体は
28万9千人 → この内64%が長期入院
この数字が小さいとは言えないことは
労働人口が6000万人だとすると
200人に一人くらいが精神的な問題を抱えている事から
概ね理解できます. ちょっと驚きました.
これ以外に潜在的な心疾患が存在しているわけで,
職場におけるメンタル不全が1~2%と言われている事実と
矛盾しないと言うことです.
日本における労働人口を如何に確保するか?
単に女性の活用やら,老齢者採用を増やす以外にも
いろいろな視点から考えなければならない....
健全であるべき労働者層が潰れている事実にも
今の内に目を向ける必要があるのかもしれません?