DINKS
今日(10/28)の日経新聞からです.
DINKS 消費調査
生活費以外は自由 58% それぞれの時間重視
(1241人のDINKS 男女のアンケート結果)
DINKS → Double Income No Kids
(共働きで子供を作らない夫婦)
この言葉を初めて知ったのは大学を卒業後,
入った会社で研修を受けていたころでした.
研修先の開発部の部長さん(ちょうど今の自分くらいの年齢の方)が
『君たちの時代は夫婦像も変わっているんだろ?』
そんな質問の中で,新しい夫婦像であったのがこの DINKS です.
結婚して子供は作らない,おまけに共働き,
こういう夫婦像に驚いたのが30年近く前の話です.
→ 結婚したら女性は退職,家庭に入るのが常識だった時代です.
そのDINKS も時を経て変わってきたということでしょう.
夫婦相互の独立性と言うか,個人が以前より重視される時代になり,
夫婦と云えども元は他人,最低限のルールを引いて,
守るべきことさえ守ればあとは好きにする,
今の時代はこれが当たり前になってきたように思います.
→ これが欧米流,日本でいう女性教育とは必ずしも整合しない?
どちらがいいのかは分かりません?
DINKSの場合,お小遣いは月平均6万9千円
ビジネスマンの平均が4万円であることを考えると,
子供のいないメリットがあるから子供が生まれなくなっていることも
あるのかな...? と言える調査結果ですね!
今の時代で思い返すに,昔の方が今と違うと言った印象になっているので
ヒトの考え方が変わっていることを再認識するしかありません.
共働きの夫婦だけの世帯は約360万世帯(720万人)
1980年代に比較して7割増加しているとのことで,
→ 更に結婚しない人も増えている現状が上乗せされる!
この理由は賃金の減少により働かざるを得ないが故だそうです.
子供を育てる経済的な負担がかなり重い,
旦那が働くだけでの給料ではなかなか局面を乗り切れない
実質できないと考える人が増えているので(とは言え全体の1割程度?)
子供ができない少子化のループは負の悪循環になっているように思えます.
加えて,子どもの人生も大事ですが,
自身を子供の犠牲とはせず,子供には子供の人生があると割り切る?
子供がいるから離婚しないという考え方も過去の話,
バツイチ は全く珍しくなくなっています.
→ 聞いても抵抗感も否定感も出ませんね(笑)?
ひとことに DINKS と言っても変わってきているわけで,
夫婦の在り方とはいったい何が正しいのか,
全くわからなくなってしまいます(苦笑).