2015年春の就職率 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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2015年春の就職率

今日(5/20)の日経新聞からです.
実は昨晩(5/19)の日経新聞夕刊に全く同じが掲載されていました.

 朝刊 → 就活 強まる売り手市場
 夕刊 → 就活 今年も売り手市場 大手狙い鮮明
   大卒就職率 今春96.7% リーマン前水準

2015年春の就職はかなり良いようで,4年連続の上昇です.
(全国の国公私立62大学の調査結果)
 96.7%/2015 ← 91.0%/2011
  男子:96.5%
  女子:96.9%  女性の方が良い!

  文系:96.5%
  理系:97.2%  例年通り理系優位

 卒業時に就職出来なかった学生数:13,600人 
          (前年度対比:▲8,600人)

これは今年の就職戦線(2016年春入社)にも継続されているようで,
企業の学生の取り合いが実質起こっているようです.

明治大学就職キャリア支援センターのコメントが出ていますが
大手志向が色濃く出た就職戦線が2015年の特徴だそうです.

ただ,問題もあります.先日の明治大学父母会で,
理工学部の先生とお話しする機会がありました.
就職に関わる話題では,就職戦線が伸びてしまったことでかえって
結論を引っ張る時間の影響からこれまで以上に勉強できなくなったと!
大手狙いで就活を長引かせる傾向があるのと,大手は経団連との
約束を守るが故に表向きは内定をぎりぎりまで引っ張るので
学生の進路がなかなか決まらないことから,
学生が落ち着いて卒論に注力できない!  とのこと....

 経団連の施策に関しては全く逆効果だと!
  → 理系に関しては早く決めてあげる方が,
    卒論に打ち込む時間が増えるのに..... と

考えてみれば,企業には企業のやり方があるので
そんなことを企業間で協定を結ぶこと自体表面的な対応でしかなく,
有名無実の施策が故に現場の学生達は困惑しているようです.

うちの愚息は大学からの学校推薦で本命企業にエントリーシートを提出
5月から面接試験が始まるので,そわそわしています.
ただ,就活環境は良いようで,驚くことに先方企業の人事部長から
書面受領のメールを頂くなど,2年前の就活では考えられないほど
手厚いフォローを受けています(採用されるか否かは別の話!).

就活は景気の影響を極めて強く受けるので
学生はどんな年に就職するか,かなりの運任せと言えるでしょう!

 愚息はその点は運が良かったかと...(喜)

我が家においても,愚息の就活がいつ終わるか...
家内と小生の大きな関心事であることは間違いありません!