子供にかかる教育費 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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子供にかかる教育費 

今日の日経新聞朝刊のマネー&インベストメント
 『子供1人にかかる教育費は?』 からです.

 公立で1,000万円,貯蓄早めに

出ているシミュレーションを観てみると
これは学費だけだと思います.
(日経新聞のシミュレーション)
     オール国立  オール私立 
幼稚園    65.9 146.1
小学校   182.9     853.8
中学校   135.1     388.7
高校    115.8     288.6
大学    518.4     690.4 (理系:812.3)
大学院  (250?)   (350?←理系の場合)

合計   1,018.3    2489.6 (理系,大学院に行かない場合)

高校の授業料が無償化されたので
公立に高校まで行く事ができればかなりの負担減になったようです.

ただ,上記の金額はあくまでも目安,
ここには塾や習い事の教育費は含まれないし,
大学進学の際に一番大きい親元を離れる生活費が入っていません.
これが一番大きい支出と言えるでしょう.
 → 我が家の場合もそうです!

学費自体は多くの親の方々は学資保険に入って,
その対策を打っているわけですが
その時に驚くのが仕送りの負担だそうです.

下宿やアパートなどで暮らす大学生の1年間平均の生活費は
109万円(月に直すと9万8千円),この金額は当然国公立の学費よりも
大きな金額になります.と言う事で,我が家の経験に基づき
日経新聞に出ているシミュレーションを修正してみたいと思います.

     オール国立  オール私立
      (娘)    (息子) ← 我が家の途中経過
幼稚園    65.9 146.1
小学校   182.9 + 60   853.8 +100
中学校   135.1 + 100  388.7 + 200
高校    115.8 + 150  288.6 + 200
大学    518.4 + 720  理系:812.3 + 720

合計    2,048    3709.6 (大学院に行かない)

仮に娘が国公立に行ったとして,日経シミュレーションの倍
オール私立でも倍とは行かないまでも,家が建てられるほどの費用が
かかる計算になります.

仮に生涯賃金が手取りで2億円程度とすると
(サラリーマンの平均=年収650万円 X 30年)
子供二人で生涯賃金の30%近くが子供の教育費にかかると言えます.
 → めちゃくちゃおおざっぱな計算と言う事でご容赦!

紙面上にはファイナンシャルプラナーのコメントで

 『教育費を使う時期は決まっているので計画的に準備できる!』

教育費に限られず,何事も日頃の準備が大切であり,
計画を立てつつお金を準備していく習慣を身につけることが大切ですが,
昨今は会社のリストラ,給料減,ボーナスの額が読めない,
諸々不確定要因が多くなっているので,
結論として 『節約』 と言う事になります.

こういう社会情勢もあるので,
結婚しない若者,晩婚化,子供が産めない
 → 高齢化社会,少子化,産業の衰退
今の日本で政府がいくら理想的な話を掲げても
この状況で楽観的な心境にはなれませんよね?

そうは言っても,お金がかかることは承知の上で,
子供達には次の世代を担ってもらわなければなりません.

 苦しくても 皆さん 頑張りましょう!