今年のオープンキャンパス_2014
天気に恵まれない夏休みも半分が終わりました.
今日も雨で,それでもどこにも行っていなかったこともあり
雨の中 冨士(うかんむりでないので注意)の浅間神社まで
足を運びましたが,原則ほぼ家でごろごろの今日この頃です.
→ 夏休みと言うのに,息子は帰ってきません....
さて,今年も恒例の娘のオープンキャンパスは
2校行くことになりました.
今年の我が家のポイントは 『リベラルアーツ』 です.
→ 娘と家内に言われて,『ふ~ん』みたいな感じですが...
まずは 8/16(土)に国際基督教大学
(ICU : International Christian University)
ICU は国内リベラルアーツの代表校です.
その教育水準の高さは言わずもがな,
親子共々模擬授業を受けることにして
我が家の知識水準を測ると言うことです(汗).
何故だか,Niijima Jo’s great adventure in America
と言う講義があります.これは是非聞いてみたい!
同志社大学であれば何の疑問も無いのですが,
ICU で取り上げた視点を是非確認してみたいところです.
リベラルアーツですが,案外知られていないかもしれません.
文系、理系の区別なく幅広い知識を得た後に,専門性を深めることで,
豊富な知識に裏打ちされた創造的な発想を可能とする教育のことで,
その対比が大学では一般的なテクニカルトレーニングです.
普通に考えると,高校生レベルで将来何になる...か
これをはっきり意識できる高校生が果たしてどのくらいいるか?
昔,教養学部が幅を利かせていたこともこの視点からでしたが
いつしか? 教養学部不要論が出てきて,
大学 = テクニカルトレーニング と言う認識が一般的?
何が良いかは時代時代によって変わって来るのが常なので
娘がこう言った視点で大学を見たいと行って来たことには
少しだけですが,成長を感じた次第です.
続いて,8/24(日)に山梨学院大学の新設学部
国際リベラルアーツ学部も見せてもらうことにしました.
この学部は2015年開設予定(設置認可申請中),
設立70周年を迎える山梨学院の切り札的新設学部,
明らかに秋田の国際教養大学を意識していると言えるでしょう.
ご存知のように,秋田国際教養大学の卒業生は
その教養レベルの高さが評判を生み
大手企業から引く手数多です!
山梨学院の新学部ではそれを意識した特徴ある
斬新な教育を目指すそうです.
講義のほとんどが英語(90%),海外留学が必修,
外国人教員の数は85%,少人数学級(80人),
驚くことに学内推薦は英検準1級が条件と言うことで,
誰でも入れるようにしていないことも大きな特徴です.
→ 定員が埋まるか,これは賭けですね!
加えて新設学部でありながら既に外国人留学生の割合が34%とあります.
ここは留学生枠を固定しているのでしょうか....?
いずれにせよ,大学の教育に特徴が出てきていること,
昔のように どこどこ大学を出た ではなくて,
何を学びたいか,そのためにどこの大学を選ぶか,
偏差値順に上の大学を目指す進学とは違ってきているようです.
子供の進学から教えられることは
結構多いかもしれませんね?