ウソの上塗りは命取り!
今日(7/3)の山梨日日新聞からです.
山梨の話ではありませんが,ニュース等で余りにも露出度が高く
何故泣いていたのか...と見入ってしまった記事なので!
会見で号泣 『偽りない』
兵庫県議 政務費使い195回出張
感想(証拠のない個人的な所感)を率直に言わせて頂くと
この兵庫県議の野々村竜太郎氏はおそらくウソをついている
ように思えます.
そう思う理由は,そもそも,約10日間にわたり
東京と福岡を1日おきに繰り返し出張をしたこと.
→ 民間ではこんな不効率な出張は絶対にしません!
何ゆえ兵庫県議が理由が不明瞭で県外に出張を
繰り返す必要があるのでしょうか?
それが具体的な活動の記載無く,旅券は自動販売機での購入による
例外規定を適用しているとのこと.
→ 自動販売機でも領収書は出ます.
→ 出張の記録はメモなど,手元の手帳に記録があるはず?
出張の必要性は申し開きできる点はあるはず!
2013年度に195回の出張
→ 東京・福岡に出張する案件が兵庫県議に何故それほどあるのか?
あるのであれば,明確な理由が存在しないわけがない?
2013年度の案件が 『記憶にない?』 はあり得ない.
最も不適切な発言は,
『自分がやっている案件に対してたいした支出額ではない』
→ この認識は明らかに間違いで,不適切な支出に対する
金額の大小は問題ない,その行為自体に問題があるんですから!
小生も2年間国家公務員をやった時期がありましたが,
その時の記憶が鮮明に思い起こされます.
出張旅費を精算したときのこと,宿泊の領収書と出張報告を
事務方に提出しようとしたら,
『公務員はそんなモノ必要はありません!』 と言われました.
『これでは監査機能が無く,空出張する人も出てくるのでは?』
と質問すると,言われた言葉が印象的で
『それは我々が関知するところではないので』
とにかく余分な仕事を増やさないで欲しい,
それ以上の議論をする余地を感じることは出来ませんでした.
最近,小生の会社でも 監査,監査,監査,
今日も監査で監査法人,本社から人が来ますが,
この煩わしい業務を拒絶するとこの兵庫県議のような人が出てくる,
監査は必要な業務と言わざるを得ない,
そう感じさせられた号泣会見の記事でした.
どんな理由があるにせよ,公金の不正はしてはいけません.
これは民間の会社においても同じ事です.
ウソをつくと,そのウソを隠すために更にウソをつくことになり
更に自分が苦しくなる,正直が一番,間違ったときは
立場が下の人の話であっても謙虚に詫びる
この姿勢が大切だと思います.
正直が一番です!