時の流れを感じさせられる決算の時期,かつての優良企業が苦戦
大手企業の2013年度上期決算が集中する昨今,
時代の流れを感じさせられる事実を突きつけられて
TPPに今更反対を唱えても,時代の流れには逆らえない
まずは早く環境に順応して変化する,生き残りの準備が必要と感じます.
今日(10/31)の山梨日日新聞には
JT,社員2割1,600人削減
4工場閉鎖 生産縮小 喫煙者減,再編は不可避
かつての国営企業,専売公社は健康志向の高まりと共に
禁煙が当たり前の昨今,たばこの需要が増えることはあり得ないとして
今回の構造改革に至ったそうです(事実そうだと思います).
日本では,たばこ事業での延びはあり得ないでしょうね!
今日(10/31)の日経新聞からは2つの記事を
任天堂,営業赤字232億円
4~9月 ゲーム販売不振続く 円安で4年ぶりの黒字
NEC,261億円の赤字
4~9月最終 携帯基地局の失速
この2つの会社が収益が上がらなくなった理由は明らかで スマホ
この怪物とも言えるスマホと呼ばれる製品のおかげで,
任天堂のゲーム専用機は売れなくなりました.
我が家の Wii も,スイッチを入れることは無くなりました.
人間って,直ぐに飽きちゃう?
製品開発はこの 飽き との戦いであるとは,実に的確な表現かと...
かつての電電ファミリーの NEC はスマホの新規製品開発から撤退,
その影響から出た特損110億円は業績に大きく影響,
加えて,携帯基地局は増設ラッシュも終わり受注が取れず失速,
(基地局ビジネスは端末ほどに数が出ないし,事業的にも苦しい?)
大赤字を継続するに至りました.最近黒字になった事があったっけ?
NECはかつての日本一の企業でしたが,
今や何をしている会社かよく分かりません.
任天堂の復活は,大きな事業構造の変換が必須,
かつての大企業であっても苦戦するのが昨今のビジネスかと...?