今日（3/18）の日経新聞朝刊，1面からです．
テレビ事業大幅縮小
パナソニック プラズマ撤退へ
この手の記事には最近慣れているとは言え，
今日のこの記事のインパクトは相当なモノです（汗）．
パナソニックが今期の決算で莫大な特損を計上，
大幅赤字に陥ることは周知ですが，
その根源とも言えるプラズマパネル事業から撤退することは，
これまでの事業規模を考えると，並の経営者では判断できないレベルでしょう！
この決断をした津賀社長の精神的なストレスは相当なモノだと思います．
並の人間では耐えられないレベルではないでしょうか？
工場設備については概ね特損計上が済んでいるそうですが
建て屋の特損はまだ900億円規模に上るそうで，
これをどうして処理していくかも大きな問題です．
加えて雇用問題，撤退するとなると，ここで働いていた人たちが全て
余剰人員（他社からの転職組を含む技術者含めて）になります．
パナソニックは追加であと何人人員整理をするのでしょうか？
考えるだけで恐ろしいですね？
事業撤退は言葉では簡単に表現できますが，
その裏側で泣くに泣けない人たちがたくさん出てくることと
先々の日本国内の雇用への影響を考えると，
実に深刻な問題です！