自宅から20分も歩くと夢見山の山頂に立てます.2枚目の写真は,夢見山直下の展望台から見た我が家です.結構近いでしょ...
夢見山にはいろいろな逸話が残っています.時は戦国時代,今川家家臣福島正成が甲州に侵入し,登美高地から甲府盆地に攻め入った飯田ヶ原合戦での話.その際,武田信虎(信玄の父)はこの夢見山に登って敵状を視察した.そこで眠気におそわれた信虎は曽我五郎が大井夫人(信玄の母)の胎内に入る夢を見た.間もなく夫人は身ごもり男子を産んだ.これが後の晴信,武田信玄であり,夢見山の名ここから端を発すると云われています.
現在はあまり整備ができているとは言い難く,きれいではありません.蜘蛛の巣が張り,歩いていてもすがすがしい気持ちにはなれない,このような華やかな歴史とはちょっとイメージが異なります.