黙祷… | おやじのたわごと

おやじのたわごと

タイトル通りの『たわごと』です。

地殻は絶えず変動している。
太平洋プレートは、今も少しずつ日本の地下深くに潜り込み続けている。
 
 …事実である。

 

午前6時半

 


 
今回の大震災、関東大震災から数えて何年?
震源地は別の場所になるのかもしれない。
し、規模の大小はあろう。
が、少なくとも数十年から百数十年のスパンで、今回のような大地震の発生は避けられないと思える。
同様に、津波も起こりうると考えておくべきであろう。
この国が、地殻変動の最前線に載っかっているのだから致し方ない。
 
となると、今回津波の被害で壊滅的な打撃を受けた地域に、同じような形で都市を復興したとして、次回起るであろう大地震と津波に対してどのように対処すればいい?
各種インフラを復旧して行く中で、今回の教訓が活かせるような形で整備できる?
そもそも教訓を活かせる程、今回の震災を検証してきたか?
 

霜景色

 


 
現状から判断する。
原状回復とまではいかないであろうが、それに近い形で被災各地域を復興させる努力が最優先だと思える。

が、いずれ起るであろう次回の震災までに…
 
 何を生かす?
 何を捨てる?
 
そういう思慮を巡らせておく必要はあろう。
 
 

今日も熾した。

 

 
 
 建物は崩れるものである。

 建物は流されるものである。
 
 
地域を再構築する必要もあるのでは?
 
 …そういう前提で。
 
 
例え建築物の耐震強度を震度8や9に設定し、津波を防ぐ堤防の高さを20m以上に建設したとする。

 …それで安全か?
 
中国をはじめとする新興諸国のエネルギー消費量はガンガン増え、二酸化炭素の排出量もゴンゴン増加。
地球規模での温暖化はグイグイ進む?
海水面もゴイゴイ上がってきはしないか?
 
 
自然は繰り返し人智を越えてきた。
 

 …過去を振り返れば。
 
 

朝

 


 
であるなら…
 
耐震強度をアップさせながらも、最初から『崩れる』『流される』という前提。
その条件の下…

人の命を守るには?
ライフラインを寸断させないためには?
被災後の救援がスムーズに展開されるようにするには?
 
 etc.
 
被災地を支援しながらも、対策を検討しつつ復興を急ぐ。
そういう難題に取り組んではいけないものか?
 
 
明確な答えは持ち合わせていない。
 
 我ながら…

 

菫

 

 
地震よりも人的被害の大きかった津波。
その脅威から如何にして人命を守り保護するか… 
 
いち早く周知し、高台へ逃げる訓練はこれまで繰り返し行われてきた。
し、その成果で大勢の人たちが逃げ仰せたのは事実。
今後も訓練を積み重ねていく必要があることは言うまでもない。
 
が、逃げ遅れた人たちを救う術は?
 
 ないのか? あるのか? 
 
あるとすれば、どう逃がす? どう保護する?
 
  …地下? 
  …海上? 
 
 
地下への可能性、海上への可能性… 
地下ならシェルター的な施設。
海上なら、その施設自体が押し寄せた津波にそのまま船のように浮いてしまう… 
 
 …そんな建造物は不可能か?
 
 
核シェルターはある。
ならば、『津波シェルター』なる施設が存在してもいいのでは?
 
 
各種学校や公的施設及び人が多数集まるショッピングセンター他。
国・自治体に経済界とが協力し、各地域に複数設置していけないか?
 
それは地下に設置する場合もあるであろう。
し、地上に設置されてもいい。
 
地下ではなく地上に設置されるなら、海水が接触した場合に、その波に飲み込まれる or 飲み込まれないを問わず、“プカァ~プカ”浮き橋の如く海水面に浮上して浮き続ける…

 

今日はお天気

 


 
それでも逃げ遅れる人は多数でるであろう。
し、救えない命をなくすことは不可能かもしれない。
が、数十人、数百人規模で一週間から十日程度。
水・食料他の物資と自家発電や排泄設備を整えておけば…
 
今回の震災より、遥かに多くの命が救えると思える。
 
 
被災後通信が遮断されたとする。
地下の場合にはそのシェルターの設置場所を。
或は、引き潮に流されることを前提としていれば沖合を。
それぞれに探索する場所が特定される。
 
と、初動がスムーズに。
且つ、その後の捜索活動も効率的に展開できるのでは?
 
そうなれば、瓦礫の下に閉じ込められて生き残っている人たちを、捜索・救助するために最大限人員を展開させることも可能では?
となれば、行方不明者の生存率も格段にアップできはしないか?
 
 
 建物は崩れる。
 建物は流される。
 
 
が、そこで暮らす人々が最大多数生き残ることができはしないか?
 
被災して建造物に大きな被害がでたとしても、その復興は格段に早くなると思える…
 
 

朝日を浴びて

 


 
 復興させながら、は、無理?
 
 復興後の再構築なら、可能?
 
 
 
 
  …やっぱり、絵空事?
 

のみかけ

 

 
 
 『被災地再構築』
 
 
 そんなことを、考えた。
 
   3年前。



 ご存知だと思う…

お付き合いの長いブロ友さんなら。


 あの日から丸3年。
 
 
  政府が変わった。
  首相が変わった。
  
  被災地復興は…
 
   足踏み?
 

「復興を実感していただく」?
 
 原発を再稼働させながら?
 
 
 首都直下型大地震は?
 南海トラフはだいじょぶか?
 
「いつ起きてもおかしくない状況…」

 マスコミ各社似たような報道。

 その真上で何を『もてなす』?

 それとこれとは別?
 東京五輪開催決定万歳!!

 マスコミ各社似たよな報道。
 

膨らんで
 

 


 原発再稼働にオリンピック…
 
そこにつぎ込むカネと人材と資源。
 
 
被災地や被災危険度の高い地域の再構築に回せんのか?
 
 
 


   浮かばれんぜ…