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動画:Amazon Prime Video JP - アマゾンプライムビデオ

どちらもAmazon primeでご覧いただけます。

 

■三連休の中日となりました。台風から一転いい天気となり、ドライブ日和なのですが、なぜかのチャリ。また、パン焼きの手伝いをしておりました。

 

春から思った以上に忙しくなりブログが綴れませんでした。動画、本、YouTubeでの様々な情報解説を聞いたり、DVDなど確認するものも多く、友人とコロナの話題で情報交換、見舞いなど。今回は身近に感染者が出ました。SNSをしている暇すらもない‥(笑)という実態です。しかし、また少しずつ記録を続けていきたいと思っております。ワクチン接種が3回となると、またもや忙しくなりそうですが‥!

 

と、いうことで一朶です。本日もさっそく行ってみましょうー!

 

日は『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』(2021)と『庵野秀明+松本人志 対談』の2本です。どちらもAmazonプライムでご覧いただけます。お休み中にはオススメの作品となっております。

 

シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』(以下、『シン・エヴァ』)は、7月まで上映されるはこびとなり2時間35分の作品を繰り返し観た人も多かったようだ。自分は、特に「エヴァンゲリオン」の熱烈なファンではないが、面白いと思っている回もあり、全てをリアルタイムではないがTV版もVODで観直した(『新世紀 エヴァンゲリオン』シーズン1(1995/10〜1996/3 )このブログ内へ)。そして、この最終回となった。

 

(超短くまとめた)あらすじは‥。

シンジはニアサード・インパクト以降生き残った人々が生活している集落「第三村」に連れてこられ、ヴィレ設立の支援組織「クレイディト」の助力の下にいる。同級生と再会し彼らはそれなりに加齢しているが、シンジら3人は若い。その中の生活でアヤナミも変化していく。新世界を目指し、シンジはゲンドウとも渡り合う。そして、気がつけば駅のホームにマリといるのだった‥。

 

■以前、紹介した三部作の感想がある。

 

 

映画好きには、碇ゲンドウ目線で考えるとヒッチコック監督の『めまい』『レベッカ』の作りにも似ているという説明もアリかもしれない。

と、書いた。ヒッチコック監督のこの二つの作品は、好きな女性に死なれてしまう話だからだ。関わった人や恋人は、少し変になる。そのどちらもが『喪失』をいかに受け止めて生きていくのか、というストーリーとなる。ゲンドウもまたエヴァの物語の中で喪失の受け止めに苦しんでいた。しかし、多くの親たちは喪った人のことも大事だが今生きている人たちを支えていく方に舵を切る選択をする。しかし、ゲンドウにはそれが難しかった。

 

前に書いたブログ(『DEATH (TRUE)2』(1998)『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』(1997 以下、Air〜))には

民間伝承でリリスは夢魔として語られている。

と、書いている。作品の中では様々なものを寄せ集めて使っていたのかと思ったが、確かに『夢魔』としての役目をはたしていた。感想としては、人になるべき道を作れば育つという話だったように思う。また、『シン・エヴァ』では、マリについて色々言われているけれども、シンジ的には「保護する/される」関係がより良く安定するだけだ。自分的にはファンからは叱られてしまうけれども、「”闘う”北国から」と記憶している(笑)。とにかく、宇多田ヒカルのテーマソングが良かった。

 

■長くなってきて、二つに分けるか悩んだが‥Amazonプライムの『庵野秀明+松本人志 対談』の感想を。

 

案外面白かった。2人とも人見知りタイプなので話は弾まないが、視点が逆だが似ているためハマっていた。『シン・ウルトラマン 』などの話をしながらどんな点が気になったか、またタイマーがない設定で行くなどというネタの披露もしていく。この2人の話が、自分的にとても面白かった。

 

ウルトラマン に出てくる宇宙人が人類を滅ぼしにやってくるのだが、その理由は何かと聞かれ、「仕事でやっている」と答えた話を幼いながら印象的だったと覚えているなど、庵野さんは全く周りを笑わせようとしていないけれども、面白い。

 

笑いの世界は、人と言葉の狭間を歩むので松本さんのように深い皺が刻まれるような戦いの場なのだと思うけれど、庵野さんのアニメーションの世界はふんわりじっくり掴みどころのない問題が出てきそうな感じで、虚構渡りの人。そちらもなかなか大変そうだ(笑)。

 

モノづくりの話や作る側、観る側の視点が絡んで興味深いことを語っている。ただカメラワークがコロナ対応でお互い距離があるからだが動きすぎてなかなか見づらい(笑)。ただ聞くだけでも耐える大変面白い対談だった。

 

 

 

 

 

*カバー画像はAmeba_PIckより