今日は久しぶりの本会議討論に立ち、0増5減案の再議決反対討論。
しかし、演説を始めた途端に自民党側の議席から演説妨害かと思うほどの大量の野次が始まったのにはガッカリ。

そもそも今日の演説は自民・民主・公明の3党が、昨年末に今国会での定数削減を約束したことについて「履行すべき」と述べたもの。
しかも国対作成の当初原稿を、安易な政権批判だと思う部分を相当削除し、定数削減が進まないことへの反省と自覚を全議員に呼び掛ける内容に修正したにもかかわらずです…。
よっぽど耳の痛い指摘なのか、核心に近づくほど野次は大きくなり、演説が聞こえなくなるほど、議場も異様な雰囲気に。

なぜ野次れるのかしら?と壇上から議席を見渡すと、議論の経過を知らない陣笠議員ほど「野次マシン」のように声を張り上げていました。

酷かったのは、私の後に安倍総理に質問した野田元総理に対する自民党側の野次。さすがに伊吹議長が「元総理の質問です。静粛に願います」と議場に注意していました。

私が超党派若手議員で「野次禁止」を提言したのは5年前。しかし国会はいまだ成長せず。新人の大量当選時代には自民党をしても礼節や品格という良い文化が継承されないのでしょうか…。
少数会派の言論を圧迫するかのごとく続いた野次にげんなりした一日でした。
もう一度超党派で、国会議員の意識改革を啓発していかなければ!