週末24日は京都で後援会主催の「春の集い」。桜も咲いてきましたね。出席予定の皆様とお会いできるのが楽しみです。

●倫選特質問

今日の質問は、参議院選挙執行経費法案でした。
現行の算定基準だと約500億になる参院選経費を実態に合わせ450億円にするための改正案。
私からは「開票業務は自治体職員だけでなくアルバイトを積極活用すべき」と提言しました。実際に私は議員になる前、京都市でこの提案を実現したことがありました。

開票作業に従事する自治体職員の平均単価は1時間2~3千円。
22時以降は深夜加算で3千円を超える場合も。それに比べ、バイトは時給1000円前後。
結果的に大幅な経費節減にもなりましたが、それよりも何より多くの参加者が「貴重な体験ができた!」と意識を高めてくださったことが成果であり印象的でした。
今後、全国でも広がることを期待しています。

●選挙制度改革と定数削減

私は今、岡田克也政治改革本部長のもとで事務局長代理を務めています。今日岡田本部長が「民主・維新・みんな」の三党協議を行い、選挙制度改革と定数削減について以下の認識で一致したので概要を報告します。

1、自民党案は公明党への配慮から極めて複雑で分かりにくい。
しかも比例区の議席配分を二分するのは、投票価値の平等の観点から憲法上の疑義をさらに拡大する。党利党略だ。

2、自民党案は比例区を30削減としているが、あまりに不十分。
各種増税で国民に負担増をお願いする中、政治家が身を切ったとはいえず、国民の理解は到底得られない。
比例区のみを削減し小選挙区に手を付けていない点も問題。

3、「0増5減」だけでは、一票の格差是正のための抜本的な見直しという観点が欠如。札幌高裁、福岡高裁でも「質的に異なる」「十分なものといえないことは明らか」などと判示されている。

三党は以上の認識の下、自民党案(小選挙区5減及び比例区30減)は改革の名に値しないと考える。国民に分かりやすく、より抜本的な選挙制度改革及び定数削減を今国会中に実現することが求められている。