●障がい者政策

昨日は党「障がい者WT」で発言。沢山の障害者の仲間から悲痛な要望も受けていました。
今回の厚労省の対応がいかに障害当事者を驚かせ、混乱させ、怒らせたか…。厚労省を質さずにはいられませんでした。

2009年、私は内閣府政務官(障害者政策担当)として内閣府に「障がい者制度改革推進会議」を発足させました。障害当事者参画の政策議論こそ新しい政府の目指す姿だと確信していたからです。
その部会がまとめた渾身の「骨格提言」を厚労省は骨抜きにして唐突に示したのです。

その後の党側の巻き返しで「障害者」の範囲の包括化、「障害程度区分」の3年見直し、「重度訪問介護」の適用拡大、などは大幅修正した。
それでもなお満足はしていません。

だが一方で法制的な壁、予算の壁、時間の壁、を越えることが容易でないことも明らかになってきた。
辛い。辛いが閣議決定の期限も迫っている。まとめなくてはならない。
でも、どんなときもこれからも障害を持つ仲間たちと歩み続けるつもりだ。