●主要論点

昨日の予算委、主な話題は「沖縄防衛局問題」「震災議事録未作成問題」「年金試算公表問題」

沖縄防衛局長の投票呼び掛けは疑念を抱くに十分な行為。国防機関の内部メールがいとも簡単に漏れたことも別の意味で重大。過去も調査し体質改善すべき。

震災議事録は?
官邸HPを見ると3月11日以降の総理指示や会見内容が公表されている。実はこれで現行の公文書管理法とガイドラインは満たしている。法は対策本部の議事録の作成と公表までは求めていないのだ。

しかしこれそのものが課題だ。
政権中枢の会話が常時どの様な方法(速記や録音)で記録され、いつの時点で公表されるのかが曖昧なのだ。ここは明確にすべきだ。

年金試算公表問題。
これは政府文書ではなく、議員側の依頼に応じて役所が作成した文書。
だから政府に公開しろと言うのは意図的な筋違い。これは隠蔽とは言わない。報道だけでは、この違いがなかなか伝わらない。