今日もやってくれましたこの“天然コンビ
”可愛いもんです
一度に生徒達が来てしまうと、靴箱が満杯になって入口に靴が並んでしまうんですよ。空いたら直ぐに靴箱に入れるんだけど、女子高生たちの多くはローファーを履いているですね。
で、この子達も自分のローファーを入口に揃えて置いていたんです。しばらくして靴箱が空いんで、同じ列の棚にいっしょに入れてあげたんですよ。
この子達が帰り際、「先生、この靴どうやって置いたの？」って聞くから、「そのまま揃えて置いたよ」と言ったら、
「どっちだろう？？？」
「じゃぁ～、こっちが私のかな？？？」
「分からないーーー！」
高校１年生のこの２人、同じ時にローファーを買ったんだけど、それが同じメーカーでそれも同じサイズ。当然色は黒なんですよ。ということで、どっちが自分のか分からくなってしまったようなんです
そうしたら、二人でその靴の“におい”を嗅ぎはじめたんです。クンクンと靴の中に鼻を突っ込んで、
「匂う？
」
「…？」
「革の臭いしかしない
」
「自分の足の臭いは分かる？！」
と言いながら何度も靴の中の臭いを嗅いでいたんだけど、分からない。
歩き方には癖があるから、履き心地で分かるから履いてみたら、と言ったら、
「そうだ。履いてみよう」
「あれ？こっちかな」
「これじゃないわ」
「片方ずつ交換したらどう…」
なんて、しばらくワイワイ言いながら、何度も履き替えては具合を確かめ合ってた。
やっと、「これだよ。これ！」って、どうやら分かったらしい。
良かった。
それにしても、女子高生たちが靴の中の臭いを嗅いで回る姿って、ちょっと想像してみて下さいよ。本当に笑っちゃいますよ。可愛いよね。
またこの子達の伝説が一つ増えてしまいましたよ
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