なんだか夏休みが過ぎ9月になってから、時間が経つのが妙に速く感じてしまます。これって今年に限ったことではなく、毎年そう思うんです。
それは一つに、日が暮れるのがだんだん速くなり、これまで6時過ぎても明るかったのに、今では5時頃になると日が傾いてきてもう夕方ですよ。一日がやけに早く終わる感じがするんです。
若い頃はこれがまた違った感覚で、さあこれから夜が始まるぞって、楽しくウキウキした気持ちになったものでした。それが今では日が落ちると、なんだか無性に寂しくなるんですよ。
何でだろう。歳のせいでしょうかね。
そんな時、生徒達がワイワイ言って学校から塾にやって来ると、ホッとした気分になります。
日没が早くなるとその分だけ学校の部活動の時間も短くなり、生徒達も早い時間から塾に来るようになります。やはりお日様に合わせて生活するのが一番なのかもしれませんね。
10数年以上前まで、泉塾の生徒達はかなり遅くまで塾に残って勉強をしていました。時には深夜の1時、2時まで勉強していくような時もあったんです。
その当時は、『泉塾の塾生はこんなに勉強するんだよ』って、かなり自慢していたくらいだったんです。
もちろん今は、そんなに遅くまで残ることはありません。なるべく早く塾に来てもらい、目一杯勉強したら早く帰宅させ余裕のある家庭での生活を送れるようにしています。
その方が健全でしょう。子供の心身共に健康に育てていかないといけません。学校の先生方も他国に比べて忙しい生活をされているというデータが発表されていましたが、これに輪をかけ子供達が忙しい毎日を送っていたのでは、これはもう社会全体が不健全ですよね。
塾の中には、生徒が寝る時間を削ってまでやらないと追い付かないような量の宿題を出し、それをステータスとしている塾もあります。
いろいろな指導方法があっていいと思いますが、泉塾はこれには賛成できません。子供の家庭生活を充実させてあげることの方が大切だと考えています。
泉塾では、生徒達には塾内で目一杯勉強させ、あとはお家に帰って自主的に勉強に取り組むことが出来るように仕向ける方法をとっています。この方が長い目で見ると教育効果が高いのです。
今日から生徒達がテスト対策の為に、早く塾に来だしました。
いつもなら時間差で来るけど、いっぺんにみんな来るから大変です。
高校生は今週から中間試験。中学生は次の日曜日が石川県総合模試。その次の日から中間試験です。
試験試験の連続でちょっとしんどいですが、子供達が本来やるべきことに一所懸命に取り組んでいる所を見るのはとても嬉しいです。
結果は兎も角、この取り組みが子供達の成長につながっているんですよ。
明日も頑張ろう。