冷たい雨が降ってきました。
これから明日にかけてはとっても気温が下がるようです。
明日は4、5℃位しか気温が上がらず、平野部でも雪になるかもしれないといいますね。
まだ11月なんだから、ちょっと勘弁してくださいネ。雪は一ヶ月も早いワイ。
こう寒さが厳しくなってくると、気分が滅入ってきますね。
特に、吹雪の中を子供達が塾にやって来る、それも夜に来るわけですからなんか可愛そうになってきます。
でも、こういう辛い(?)体験をさせる事って、今の子供達には必要な事のような気がします。
ほとんどの人は学校の勉強は嫌いでしょう。
「何で数学なんか勉強しなきゃならないの!」
「外国なんか行かないから、英語なんて要らない」
などなど、勉強をしたくないと言い訳を山ほど言っている子供達ですが、
卒業して社会人になった子が塾に遊びに来ると、
「もっと勉強をしておけば良かった」とか、
「自分の子が勉強しなくて困ってる」などと、自分の学校時代のことは棚に上げて、
勉強は大切だと言います。
世間での塾の評価は、「学校の成績を上げる」「志望校に合格させる」などの点でしかありません。
もちろん学習塾ですから、それらは最も大切な部分です。
でも、特に個人塾では学習指導と共に、子供達の人間としての成長を促す教育機関と考えて活動している所が多いんです。
先生との近さ、地域との密着度など、公教育ではちょっと難しい部分で子供を育てています。
子供が授業を終えて夜に帰宅するのは、やはり健全ではないと思います。この点はどうにかしたいと思いますが、一個人塾ではどうにもなりません。
この点は、塾の社会的位置付けにかかわりがあるので、公教育との関係を見直さないといけない事と思います。
地域社会の教育力がこれだけ低下し、今やなきに等しい状況で学習塾の担う役割は高くなってきていると思います。
天気が悪くなるなるこの時期になると、いつもこんな事を考えてしまいます。