高校バスケの最大の大会、『ウインターカップ』ウインター杯 の石川県の予選組合せウインター予選 が発表になりました。
金沢西高女バスの初戦は、大聖寺実業戦です。2試合目が金沢東高と七尾高の勝者との対戦です。そして準決勝が、たぶん小松商業になるんでしょう。
そして決勝はやはり、津幡高との対戦になるでしょうね
思えば、ちょうど一年前のウインターカップ予選中島大会。
県女王津幡高はその年のインターハイでベスト8になり、再び全国大会での飛躍を目指してベストメンバーで試合に臨んできたんです。
対する金沢西高女バスは、この時点で少なくても津幡に9連敗中。それでも小林コーチ率いる金沢西は、キャプテン・ショウさんのもと、『打倒津幡』を合言葉に吉田監督にシゴかれてこの大会に臨みました
両校とも順当に勝ち進み、いよいよ決勝戦で激突。
金沢西女バスを応援しているミスターですが、実はこの時はまだ、『津幡に勝てる訳ないよな~』と思いながら観戦していたんですネ。
準決勝で金沢西高に負けた、確か小松商の選手たちが泣き崩れていた光景を見て、「あ~ぁ、次の津幡戦で西女バスもこうなるんだろうな~」と思っていたんですョ。
スミマセン
試合は津幡高が常にリードする展開で進んでいきました。
4Qで金沢西が逆転し、終了間際に2点リード
それでもミスターは「津幡高が勝つんだろうな―」と思っていたんです
そして、金沢西が2点リードのまま、会場全体からカウントダウンが始まったんです。
その時はじめて『えぇ、勝てるの』と、遅まきながら思ったんです
そうして、頭の中が混乱しているうちに試合終了
金沢西高女バス、津幡高に勝ち初優勝
不可能が可能になった瞬間でした
選手、コーチたちが泣きながら抱き合って、応援の父母、友だちも感激の涙に包まれてしばしコート内外は混乱してました。
「諦めないことって、こんなにすごい感動を味わえるんだ」
「勝つこと。優勝することって、こんなに嬉しいものだったんだ」
と、心の底から分かりました。
それから1年が経ち、金沢西が快進撃を続けているきっかけとなった大会が、来週12日から始まります。
この一年間はいろいろなことがありましたが、この予選大会で金沢西女バスが再びあの感動を蘇らせてくれることを信じて、熱烈応援に駈けつけるつもりです