そして、数ある「ホープ軒本舗」の総本山こそ、その吉祥寺店なのだ!
また、大塚や阿佐ヶ谷といった吉祥寺ホープ軒本舗系だけではなく、千駄ヶ谷を筆頭にする屋台・ホープ軒本舗系というものもある。
その屋台ホープ軒から派生した店は実に多く、弁慶、香月、土佐っ子、らーめんがん、なりたけ、戎、らーめんたくみ、大和、勝太、中吉、らーめん勝、らーめん涌井、丸富、えるびす、松富……
次々に枝分かれし、枚挙に暇がない。
しかしその何れにも名前が出てこない店がある。
ホープを名乗りながらホープ軒の歴史に登場しない店…野方ホープ!
私が上京したとき、まだ野方ホープは存在していなかった。
程なく登場した野方ホープを…ホープ軒ではないのにホープを名乗る野方ホープを私たちは「パクリ軒」と呼んでいた。
今ふうにきれいに言えば「インスパイア系」となろうか。
で、現在の吉祥寺──
ちとマヂか!なことになっている。
吉祥寺のコバルト商店街(ハモニカ横丁ではない)を引き払ったホームラン軒は、昭和53年にホープ軒本舗として吉祥寺に帰還。以来40年間、現在の地で営業を続けている。
その目と鼻の先に…野方ホープ吉祥寺店!!
Σ(o 'д 'o)
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吉祥寺ホープ戦争じゃのぅ!おやっさん!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180308/01/izumi-hisashi/bd/6d/j/o0568054214145213419.jpg?caw=800)
ということで…両方食う!
まずはサンロード横のホープ軒。
改装工事を経て変わり映えしないカウンター席で基本の「中華そば」650円。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180308/01/izumi-hisashi/28/1a/j/o0496049614145213420.jpg?caw=800)
ん。安定のお味。
24番(1.25mm)の縮れ麺を硬めでいただくと、懐かしさが蘇るるる……
一方の野方ホープはヨドバシカメラの手前、ローソンやガストのビルの地下にある。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180308/01/izumi-hisashi/b1/71/j/o0664047414145213422.jpg?caw=800)
店内はテーブル席とカウンター席の、今どきのラーメン屋さんな作り。
いただいたのは基本の「のがほ 元(はじめ)」750円。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180308/01/izumi-hisashi/22/f1/j/o0496049614145213424.jpg?caw=800)
100円高いけど、モヤシの上にネギがドン!カウンターの寒干し沢庵はサービス。あ、サービスと言えば、着席すると「こちら召し上がりながらお待ち下さい♡」と、ゆで玉子が2個目の前に。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180308/01/izumi-hisashi/07/f6/j/o0470047014145213425.jpg?caw=800)
単純に数値上ではこちらがコスパ高し?
まぁゆで玉子が好きじゃない人には全く無意味なんだけど。硬茹でだし。
スープはトンコツ、野菜に鶏ガラのブレンド。一時期のホープ軒と同じ組み合わせ。
麺は主流の中太。ここが一番の違いか。
味は悪くないし、寧ろ見た目は野方ホープのほうが「背脂チャッチャ系」か。
なんだかんだで30周年というのは伊達じゃない。
メニューは断然野方ホープが豊富。餃子や明太ごはんなどもある。
ファミリー層や女子には野方ホープをオススメしよう。
漢一匹や野郎ズは迷うことなくホープ軒で?w
結論!
:この歳でいちどきにラーメン2杯はキツイぜ!!
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