デビッドを動かした無言のメッセージ | ボンジュールとの生活 in 上海

ボンジュールとの生活 in 上海

アメリカ、ミルウォーキーからフランスのリヨンで駐在生活始まりました。

火星人のようにしばしば理解不能なフランス人の夫と、1男1女から、40歳でまさかの3人目出産。娘の脱毛症と戦いながら、3人の子育て、節約、ミニDYIを楽しんでいます。

フランスの修理事情めちゃくちゃ悪いです。水漏れしてる流しの修理にようやく来てくれるまで、2ヶ月かかりました。インターネットの接続とか予約なんて、アメリカにいる時点でしていたくらいです。壊れた電子レンジの取り替えはかれこれ5ヶ月経ったけど、まだ連絡ありません。



そんなフランスでシャッターが壊れました。遮熱効果もあるので、この家はほぼ全部の窓にシャッターが付いてます。ただデビッドは防犯も兼ねて、毎晩、あと出掛けるたびに、閉じる。そのシャッターの一つがある日壊れました。デビッドが修理の人に電話したら


「日中家にいる?じゃあ行ける時に連絡するよ!」



と言われたそう。行ける時に、って。6ヶ月くらいこないんじゃ無い?と話してた予感的中。



その後2ヶ月くらい音沙汰が無い。周りのフランス人に聞いてみたら、こう言うのは、毎日、毎日相手が嫌になるまで電話しないと、直ぐにはきてくれないよと2人に言われました。



そこで、もっと電話するようにデビッドに頼んでも、「忙しくて時間ない」


と言うだけ。



「時間が無い」割には毎日いそいそと嬉しそうにこの前のハイキングで捕まえて来たサラマンダーの世話は欠かさない。



そこで


このメモを昨日の朝、サラマンダーの水槽とデビッドのオフィスのコンピュータスクリーンに貼っておきました。



読んだのを確認後、あえて何も言いませんでした。



すると、ランチの時

「今からシャッター修理の人来るから」と。



やればできるじゃ無いの!デビッドにしても修理の人にしても。私もいつもうるさく、ぐちぐち言い過ぎで、あえての無言のメッセージが大成功。



それにしてもこの修理事情、日本じゃ、アメリカでさえ考えられない話です。



電話した時に予定くらい立てて欲しい。



ダイニングテーブル脇のこの大きいシャッターが閉じたままなのはかなり苦痛でしたが、綺麗な景色がようやく戻ってきました。