今日は前回に続き
「私の転機」その②をお届けします。
↓その①
私の転機~「仕事の歓び」に出会うまで①
【仕事=つらいけど、それが当たり前】と思っている方にも
読んでもらえたら嬉しいです。
※決して、転職を薦める意図はありません。
さてさて。
「会社を辞める」なんて
1ミリも考えたことがなかったのに
「仕事の歓び」というフレーズに心奪われ
一晩で応募書類を仕上げ
投函してしまった私。
…ですが
その後、すっかりそのことを忘れ
またいつもの日常、
営業車を運転し
病院・薬局廻りを続けておりました。
が、ある日
「筆記試験・グループ面接のご案内」というメールが届いている!
/
私、応募書類を出したんだった!
今すぐ辞める気はないけど…
せっかくだし、行くだけ行ってみようかな。
\
上司や先輩にバレないよう
こそこそ日程を調整、
当日は定時であがって、試験会場へ向かった。
平日、まだ明るいうちに上り電車に乗って
新宿に向かうなんてー
(内心ウキウキ✨)
やっぱり新宿は人が多いなー
オフィスビルってキレイだなー
なんてキョロキョロしながら、試験会場に到着。
パンフレットを手に
社長の創業エピソードを聞いたり
「企業⇔人の架け橋になる」
「やりがいのある」
「人に喜ばれる」仕事と聞くうちに
もう…私はすっかりその気♡
数時間前まで
ドクターから冷たい対応をされたり
薬局で
「スミマセン、500錠どうしても足りなくて…」と
平謝りしていた自分は、どこかへ行ってしまった。
その後のグループ面接は
何を聞かれたか、答えたか、全く覚えていない。
でも、すっごく楽しかったの!
あまりに楽しくて
グループ面接で一緒だった人、
総勢7-8人で意気投合して
そのまま飲みに行ったくらい(笑)
■外の世界を知った日
皆で「おつかれさまー」と乾杯🍻
焼き鳥を食べながら
「ふだん何をしているの?」が一巡した後
当然、話は
「なぜ転職を考えているのか」
「なぜ人材業界を選んだのか」
「なぜこの会社を受けたのか」
となる。
皆の熱い思いを聞く。
一方、私は
/
『とらばーゆ』で見た
「探そう、仕事の、歓びを。」という言葉に惹かれて
思わず応募しちゃったの。
まだ会社を辞めるとかは
全然考えてなくて…
\
周囲の皆との熱量、本気度の違いを
痛感していた。
この時間を機に
「みんな、こんなふうに
自分の働き方、将来を考えてるんだな」
「実現したいことがあるって素敵だな」
何より
【いまの会社を辞めること=裏切り、悪いこと】
と思いこんでいる自分に気がついた。
本当にそう?
私の中で自問自答がはじまった。
■私にとっての「当たり前」が喜ばれる場所
おかげ様でトントンと話は進み
私は内定をいただいた。
両親、特に母は
「新卒でお世話になった会社を辞めるなんて…」と反対したけれど
もう後には引けない。
上司に退職を申し出たら
あっけないほど、すんなり受理された。
1月30日付の退職、
一日休んで、2月1日入社。
配属されたのは「メディカル事業部」
製薬メーカーをターゲットに
医療従事者のキャリアチェンジを支援しよう、
と立ち上げて間もない部署だった。
後から判明したのだが
なんと私の前職、同じ会社にいた先輩が
半年前に転職しており
私の履歴書を見て
「こいつ使えますよ!
製薬メーカーの名前、ひと通りわかりますし
薬剤師さん看護師さんとも接してるから
対応できるはず」
と上司に推してくれてたんだって^^
偶然ってあるんですね✨
その先輩の見立て通り
私は配属初日から大活躍!
電話は1コールで取り
(ドクター相手に鍛えられましたから😎)
正確にクラアント名をメモし
(○○製薬、〇〇薬品工業、
○ラクソ○ミスクラインなど
外資もバッチリ◎)
なんともいえない高揚感で一日を終えた。
おとといまでの日常、約4年の日々が
こんな形で活かせるなんて。
周囲の人に喜ばれるなんて。
こんなことってあるの?
でも…
今日は「仕事が楽しかった!」よね。
こんなこと、はじめてだよね。。。
帰宅する電車の中
私はなんとも言えない感情を嚙みしめていた。
さぁ、この後
私にはどんな出会いが待っているのでしょうか♪
(続く...)