日本橋高島屋で
開催しておりました (5月6日まで)
「文化勲章 三代の系譜 上村松園・松篁・淳之」
展へ行ってまいりました
期間が短かったので、
何とか間に合ってよかった〜
上村家三代の作品50余点を展示
祖母である松園、息子の松篁
孫の淳之
それぞれ文化勲章を受賞され
ております。
松園が描く美人画がとても好きで、
京都の出身らしく、華やかなお着物、ややふっくらとしたお顔、気品のあるしぐさや表情、曲線美など
どれもうっとりするくらい美しかったです。
息子の松篁の作品は、花や植物鳥などの作品が多く
明るい色彩で、これもまたどれも素晴らしい作品の数々でした。
孫の淳之の描く動物の作品は、
生き物の存在感が際立つような背景だったり、優しい雰囲気の中にも、しなやかで凛とした印象を感じました。
松園の残した言葉の中に
品格を持つということ。
たとえ心根が曲がっていたとしても、よこしまな心があっても
私の作品を見れば
こころ清らかなになる
芸術家はそのような作品を描き目指すべきということが書かれておりました。
3代に渡って多くの作品を見ることができ、とても良かったです✨
それぞれ描く対象は違いますが、お互いの個性を尊重しながらも
松園の教えのように、
どこか品のあるような
美しさを感じました。