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中学から青森で寮生活する 長男のガクソン
サッカーに没頭し、美味いモノを探求する 次男のハルイシー
そんな子ども達との珍道中をつづる日々。
アメンバー申請の合言葉はＰＰで。
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人間にはふた通りの考え方がある。
これが正しいかどうかはわからないという考え方と
そうではないという考え方。
誰でも人生には転機がある。
それはないがきっかけになるかわからない。
でも、そこには人の後押しがあって
人と人との繋がりがあるからなんだよね。
兄ちゃんのおかげで青森も近くなった。
大宮から駅３つ、親戚の家くらいの感覚。
それも兄ちゃんが扉を開けてくれたから。
行く前はどんな場所かもわからなかったから。
行って見なきゃわからないこと。
これをハルイシーが体現する番がきた。
彼が出会ったサッカーの恩人たち。
そこには国際交流以上の出会いもあった。
「真面目にやれ！」
外国人のコーチで本気で怒られたのが５歳の時。
その時に横で声をかけてくれた方の言葉が忘れられない。
面白い奴にしか面白いプレーはできない。
日本人的な、控えめな性格はスポーツに向かない。
その言葉で確信したよ。
スケールの大きさって、行動力なんじゃないかって。
周りに気を配って怒られないプレーをする。
ワンプレーごとに親の目を気にする。
仲間すらも罵るプレーをする。
そんな選手にだけはなってほしくない。
素人ながらにそう思ってやってきた。
その言葉をくれたアルゼンチン人の指導者。
本当に彼には感謝しかない。
というわけで
アルゼンチンへの
30日間武者修行が決定！
まじか！
てか、誰が！！！
そう、10歳のハルイシーが地球の裏側に飛ぶ。
アルゼンチンでホームステイしてサッカー漬け。
そして、現地には行きだけ長が帯同する。
ただし２日間だけ、あとは彼がなんとかする。
一族のルールとしてスマホも持たせない。
日本語が通じるわけもない。
あるのは、スペイン語の本で会話をするだけ。
とにかく、自分のことは自分でやる。
自分で主張しなければ何も始まらない。
国際交流の年齢に早いなんてことはない。
経験は早い方がいいって思っている。
チームとか、団体で行く海外も意味がないと思う。
群集心理が優先して、群がってしまうからね。
そして、武者修行が終わったら
30時間のフライトもトランジットも一人でやる。
それができなきゃ帰って来られない。
そのために、一人で電車に乗って鍛えてきた（笑）
心配じゃないのかって？
ここまで腹をくくると楽しみでしかない。
心配だったら発表できないと思うし。
むしろ、帰国したら日本語忘れてないか心配。
ケインコスギみたいな日本語になってないか。
帰国してサッカーが好きでいられるかどうか。
もっと高みを目指したい、そう思えるかどうか。
10歳の潜在能力に賭けてみたい。
可能性を見出す、そんな分岐点になる気がする。
行動することに後悔なんてしない。
動かなければ未来は変わらないことを学ぶ。
地球の裏側で、どんな出会いが待っているか。
その先には、もっと大きな夢がありそうだよね。
そう、二人が小さな頃から提唱してきた
一族の世界制圧！
だんだん現実になってきた気がするよ。
２日間の帯同レポ、乞うご期待。
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