皆々様

彌榮でございますm(_ _)m


🦆でございますm(_ _)m


こちらを見たらお分かりになる方も多いやもしれませんが

陰陽師‼️
なんて答えも来そうですが笑
この紙の人形をヒュッと飛ばして式神登場なんて出来たら確かにカッコイイですけど✨

まぁ冗談はさておいて

ご存知の方も大変多いかと思います

                   夏越大祓式

神事・お祭りなのになんで【祭】でなく【式】なのか

簡単にお伝えすれば、祭はその神社の御祭神やご縁の神様をお祀りする儀式ということで▶例大祭や春祭りなど祭が使われますが

大祓は人々が知らず知らず作る罪・穢れ(氣枯)を祓い清めて心を清々しく、神様の御神意(みこころ)に沿った生き方を出来ているかを半年に1度年に2回、水無月と師走に確認する場所と言うとで、厳密に申し上げれば神様をお祀りする訳ではありませんので【大祓祭】でなく【大祓式】となります。



専門的なことはここぐらいにしまして…

基本、私最近は自宅の神棚の月次祭も日本の暦である旧暦に合わせてご奉仕しておりますので、現行の暦では本日が夏越大祓ですが、旧暦に合わせて8月の3日土曜日に改めて行わせて頂きます(*^^*)

しかしながら、産土神社様からも大祓のご案内を頂いており、幸いにも本日お休みだったので参列をと思っておりましたが…

神事の少し前からお天氣が崩れまして、神殿で行うとの事で氏子総代様と一部の役員の方のみで斎行に変更となり、お初穂料と形代をお預けし

雨天なので一足先に茅の輪も清祓を行いくぐれる様になっておりましたのでくぐらせて頂いて参りました🌀


画像を漁ってましたら数年前の懐かしいお写真も🤣
この時はコロナ前で風が強く、祭具が飛んでしまうとの事で神殿で斎行された年と記憶してます🤔

茅の輪潜りは結構皆さんご存知で、観光客の方も雨の中今日も潜られておりましたが
潜る際に和歌をお唱えするというのも最近は浸透してますが
実は三首あるというのご存知な方は少ないかと…
1首目は有名ですが

                   水無月の夏越の祓へする人は
                              千歳の命のぶというなり

ここからは意外と知られて居ないのですが…

              想ふことみな尽きねとて麻の葉を
                           切りに切りても祓へつるかな

              宮川の清き流れに禊せば
                     祈れることの叶わぬはなし

というもう2首の和歌があるんです…
京都の方では三首唱えるとも聞いた事がございますが、意外と全国区では知られていない雰囲氣ですね。
3回回りますので各回でお唱えして潜って参りました\(-o- )
ただし、この和歌をお唱えして潜るのは夏越大祓限定で、師走大祓ではお唱え致しませんので悪しからず…

そして、大祓で田舎ほどあるあるかもしれませんが…
師匠も先日ブログにも書かれておりましたが、茅の輪から茅を引き抜いて輪っかにして持ち帰り、玄関に掛けると厄除けになる
という文化がございますが、文化なので否定したくはありませんがオススメは致しません💦

茅の輪は言わば人の目に見えず手に触れることの出来ない、罪・穢れと言われるマイナスエネルギーを取り払うフィルターの役目
つまり色々な人が通る事でベッタリ人の厄や災いがこびりついているものを持ち帰ることになります…

実は🦆さん昔とある神社で宮司さんに茅の輪で輪を作ると教わり、作ってもらい持ち帰ったことがありまして苦笑
数日後、その神社にお参りした際に宮司さんが
「〇〇くん!この前ゴメン!俺とんでもないことしてた!茅の輪から輪作ったけどケガレ移した茅で輪はマズイよな💦」
ということで、もらった輪はお焚き上げしてもらいそのまま特別に修祓(お祓い)してもらうという失敗談も笑

次回は12月の末にも師走大祓がございますが、くれぐれも皆様、茅の輪から茅を抜いて輪にするのはお控えくださいね…
もちろん、茅の輪ではなくご社頭で授与されているお守りの小さい茅の輪や茅の御守りは例外なのでご安心を😊

今年も半年が終わろうとしておりますが
残りの半年皆様がお健やかに過ごされ、神様の御神意に沿って心穏やかにあられますことをお祈り申し上げます。

彌榮🌿‬

🦆 拝