アフガナイト。
日本名、アフガン石。
Sar-e-Sang, Kokcha Valley, Badakhshan Prov.
Afghanistan
原産地標本。
横34ミリ。縦26ミリ。
結晶縦11ミリ。
アフガナイトは、名前の通りアフガニスタンで発見された石で、広い意味で準長石の仲間
1968年にサー・エ・サン鉱山で発見された鉱物で、比較的新しい鉱物
この標本もサー・エ・サン鉱山の標本なので、原産地標本になります~
この鉱山、12月の誕生石のラピスラズリも採掘されているので、とても見た目が似ているアフガナイトは、最初は、ラピスラズリと間違えられていたみたいだ
アフガナイトもラピスもそのキレイな青色は、硫黄による発色で、硫黄分の少ないところは、青が出ないこともあるようです・・・
アフガナイトは、ブラックライトで、蛍光するのですが!、この標本にブラックライトを照射してみると、青い結晶じゃないところも蛍光している個所がある!!
おそらく硫黄分が少ない無色のアフガナイトが蛍光しているんだろうなぁ~
ちなみにアフガナイト!!
コレクタージェムとしても人気があります
透明なブルーのアフガナイトは、カットされて宝石になります。
この標本は、ジェムクオリティーではないのでカットしても宝石にはなりませんが、鉱物標本としては、なかなか良しです