心配しないでください。 一見怪しいモノが写っていますが、
人です
川端康成の小説”伊豆の踊子”で主人公の20歳の青年が、
孤独や憂鬱な気分から逃れるために伊豆へ一人旅を
したときに、ここ天城トンネル(旧天城トンネル)の脇にあった
峠の茶屋で踊子と出会いました。
踊子歩道という看板がトンネルの横にあります。
今でもハイキングに来る人達が多いのだとか・・・
トンネルの中にいた人達はどういう人か判らないけれど、
東京から来たというカップルさんたちがいて、夢中で写真を
撮っていました。その気持ちが判る
ここは、伊豆の踊子の舞台となったときの
面影がそのまま残されているのではないかと
思ってしまいます。道は歩きやすいですが。
(天城山隧道)
川端康成が一人旅をしたのは19歳のときだそうで、
小説の”私”と重ねてしまいます。
小説の”私”は20歳、踊子14歳、踊子の兄24歳、
登場人物が皆若い!
おふくろは40女、60に近い人は爺さん。
今の日本は高齢化が進みましたね。ただ、60に近い人は
爺さんではなく若々しい人が多いと思います
胸がキュンとするような異性を想う気持ちは、昔から
変わらないのだと改めて感じてしまいます。
また”伊豆の踊り子”をちゃんと読んでみようかな。
旧天城トンネルから下って行きます。
森の中の道なので、狭い道だけどここをバスが
通っていた!?
横を見るとこんな感じです。
1916年(大正5年)にバス運行が開始されたと
いうことです。
風情ある橋も残されていて、下は河津川かな。
静かに流れていますが、河津の滝は結構豪快で
見応えがありますよ。
二階滝(にかいだる)ここも”たき”ではなくて、”だる”
なのですね。
二段が判らないほど豪快に流れていました。
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