この子達は昔、与謝野晶子と鉄幹が情熱溢れる歌を
作ったことは知らないと思うけれど。。。
「やは肌のあつき血汐にふれも見で
さびしからずや道を説く君」
真木よう子さんのトヨタのCMの方が馴染み深いと思います。
大雪が降ったあとの一碧湖の与謝野晶子・鉄幹の
歌碑がある所も雪が積もってました。
「やは肌の~ 」 は有名な与謝野晶子の「みだれ髪」の中の
歌です。
鉄幹には「登美子」という女性がいたのですが、晶子とも
お付き合いをしていた。。。Σ(゚д゚;)
驚いてはいけません。鉄幹には「妻」がいました。
妻に登美子に晶子。。。
「やは肌の~」 は現代風に訳すとどういう意味になるのだろう。
これは、俵万智(たわらまち)さんのチョコレート語訳というのが
おもしろかったです。(本屋さんで買ってね(^o^))
「燃える肌を抱くこともなく人生を語り続けて寂しくないの」
トヨタのCMが浮かんで来ます(^o^)
この一碧湖の景観を愛した晶子と鉄幹。
「みだれ髪」 の中で、こういう歌もありました。
「ハつ口をむらさき緒もて我れとめじひかばあたへむ三尺の袖」
意味が判りません!(^_^;)
でも俵万智さんのチョコレート語訳でな~るほど!
八つ口というのは、女性の着物の袖付けの下のわきの
部分の縫っていない所のことで、ここを紫の糸で私は留めない
と言っている。
それはどういうことか。
紫は歌集の中で恋愛を象徴する色としてしばしば登場
しているそうです。
脇の縫っていない部分から男性が手を入れることが
あったそうです。
晶子は紫の恋愛の糸でそこを縫うことはしない。
ひかれたならば、この三尺の袖を与えよう。と言っている。。
わたしを愛して誘ってくれる人がいるのなら、その人にも
身をまかせよう。。。
与謝野晶子は奔放な恋愛感を持っていたと思うので、
俵万智さんのチョコレート語訳にはなるほどと思ってしまいます。
一人の男に束縛されるのではなく、誘ってくれるなら
新しい恋愛にも身を投じよういう高らかな宣言。。
どう思います?(^∇^)
(雪解けで足元が悪いです)
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