伊東市 安立寺~民話・安立寺の四つみぞ柿~ | 伊豆高原 遊リゾートのちーさん

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伊東市宇佐美にある 安立寺(あんりゅうじ)


創建は室町時代とご住職さんが言ってました。


明治時代32世住職日瑞上人(にちずいじょうにん)により、


もたされた安立寺柿(四つみぞ柿)の古木があるということで、


行ってみました。


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樹齢100年の古木はどれだかはっきりと判らなかったの

ですが、


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安立寺柿は、伊東の名木の本によると、宇佐美の農協の

職員により、従来の湯抜き法からガス脱渋法に成功し、

昭和34年に全国農産物品評会で3位に入賞したしたらしい。


昭和34年ですから、当時は画期的な成果として

話題になったそうです。




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安立寺柿のことは、伊東の民話に残されて


いました。



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むかし、日蓮上人のお会式のときに宇佐美の村の子供たちは、


お寺の掃除などを手伝い、ご褒美に次郎柿をもらって


いた・・・


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ある年、長雨が続き、柿の花が咲かず、実がならないとき

がありました。



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もう寿命かも知れない柿の木。


和尚さんは沼津に行った時に、一軒の農家から四つみぞ柿


をもらって来たそうです。



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渋の抜き方も聞いて大切に育てました。


何年か経って、

お会式の時に渋を抜いた四つみぞ柿を村の皆に


渡すことができました・・・


それから安立寺の四つみぞ柿を安立寺柿と言うように


なったそうです。



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簡単に書いてしまいましたが、ご住職のお話に

よると、食べ物がない時代に、甘い柿は本当に

貴重だったということです。



すごく大きな ヤシの木 です。

お水をあげ過ぎてしまったとか・・
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手前には池があったそうですが、今はありません。
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手入れの行き届いた境内で、


ご住職さんが、昔の大地震で資料を無くしたこと、


災害で土砂が崩れてお墓が流されたことなどを


話してくれました。



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民話に書いてある昔の渋抜きの方法は、烏川(からすがわ)

の蓼(たで)を窯で茹でて、その茹で汁を冷やしたものを、

樽に詰め込んだ四つみぞ柿の実に浸るように入れて蓋を

したそうです。



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