伊東市宇佐美 花岳院
民話 「峰の子助け地蔵」を探しに来ました。
宇佐美駅から巣雲山(阿原田)コースの方に向かって
行くと、花岳院(かがくいん)があります。
もう散り始めていました。何桜?(*v.v)。
昔々、のお話。
宇佐美は平野でたくさんのお米を作っていました。
お年寄りから小さな子供達まで、良いお米を作るために
一生懸命に働いていました。
九歳になった源太はおとうから三枚の田の代かきを今日中に
やるように言いつけられ・・・
というお話があるようです。
(代かき・・・
田植えのために、田に水を入れて土を砕いてかきならす作業)
一枚目の代かきを終えた後に馬が動かなくなって
しまいました。
源太が困って泣いていると一人の小僧が現れました。
小僧が馬の手綱を取ると、馬は田の代かきをあっという間に
終えてしまったそうです。
小僧にお礼を言おうと思っても小僧は消えてしまいました。
文化三 寅年十二月 江戸時代(ノ゚ο゚)ノ
小僧の足あとは花岳院の階段の所まで続いて
いました。
ちょうどこの辺りで小僧の足あとは消えたのか・・・・。
こちらが子供を守っていると言われているお地蔵様です↓
赤い前掛けが目立ちますね。
本堂正面の彫刻。
伊東の彫刻家森田東光作(‐^▽^‐)
素晴らしい!
お地蔵様の前掛けのような赤い椿の花が境内に
咲いていました。
参考・伊東の民話